宮城県産業技術総合センター所長賞

創設者名 宮城県産業技術総合センター所長 守 和彦
創設日 2016/07/19
審査基準 産業を支える科学技術について、わかりやすく、楽しく、感動できる内容で出展しているか、また、なぜそうなるのかわかりやすく解説しているかを重視します。
副賞 宮城県産業技術総合センター見学及び設備操作等体験ご招待
授賞プログラム名 銅箔の色調変化を体験し, カラフルな銅箔を使ってストラップを作ろう!
出展者名 宮城県仙台第三高等学校自然科学部化学班
授賞理由  銅の工芸品の色調が、銅の酸化により成せるものであることを示し、これを実現する一つの手法として、熱による酸化があることを教えてくれました。そして、銅箔に対しては、その熱酸化を家庭用ホットプレートで行うことができ、加熱時間により色調を変えられること、透明樹脂で固めることでアクセサリー化できることを体験させてくれました。
 素材を工芸品に変えていける化学を体験しながら学べたことで、いろいろな工芸品の成り立ちまで知りたくなるような好奇心をかき立て、これからの日本を担う子供たちの化学と産業への関心を高めうる体験となっていたことを評価し、この賞を贈りたいと思います。
受賞者コメント 今回は銅箔を用いたストラップの製作をさせていただきました。宮城県産業技術総合センター所長賞と日本分光学会東北支部長賞をいただき大変光栄に思います。宮城県産業技術総合センター所長賞は昨年も評価していただき, 誠に感謝しております。宮城県産業技術総合センター見学では大変に丁寧で温かい対応をしていただきました。生徒もとても興奮して見学しておりました。今年もよろしくお願いいたします。日本分光学会東北支部長賞ではいただいた琉球ガラスがとても美しく, 蓄光のため夜に光りとても感動しました。毎年サイエンスディに参加することで生徒は本当に成長してくれます。外部に出ていろいろな方と触れることで大きな自信となるようです。今後ともサイエンスディに積極的に参加していきたいと思います。最後にnatural scienceをはじめとする運営に携わっていただいている方々に深く御礼を申し上げます。今年もお陰様で素晴らしい時間を過ごすことができました。