創設者名 | 仙台市科学館長 石井 鉄雄 |
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創設日 | 2016/06/27 |
審査基準 |
仙台市科学館の基本方針である「見て・触れて・ためす」科学に近いプログラムであるか、チャレンジ性があるかをポイントに審査します。 ①「見て・触れて・ためす」科学・・・・参加者が実際に触れたり・製作したり・体験したり・観察したりする体験を通し、様々な要素について考え工夫して取り組みのできるプログラムであるか。 ③チャレンジ性・・・・失敗を改善しながら,成功までのプロセスを体験し楽しめるプログラムであるか。 |
副賞 | ○科学館を会場にしてのイベントプログラム(展示発表やサイエンスショー等)開催の権利を与えます。(平成28年度内に実施) |
授賞プログラム名 | レッツ 防サイエンス -防災について一緒に考えてみませんか?- |
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出展者名 | 仙台二華中学校 自然科学部 |
授賞理由 | 「防災」についてよく調べ,科学的観点でしっかりとまとめられていました。説明方法を工夫して,子どもたちにも分かるように解説していた点を高く評価しました。 |
受賞者コメント |
あの東日本大震災から5年。当時小学生だった私たちは、今や中学生となり、毎日の生活の中では,震災のことが昔のことに思われることもあります。しかし、昨年の集中豪雨による大崎市古川の洪水や,4月の熊本地震などの相次ぐ災害に、中学生の今だからこそ「防災」について改めて考えるべきではないかと、私たちなりに危機感を感じ、今回私たちはあえてこの「防災」という難しいテーマに挑戦しました。 私たちなりに,地震・津波・土砂災害・洪水・雪崩など,私たちの生活に関わるさまざまな自然災害のメカニズムについて調べるとともに,どのように対処すればよいかや,防災用品についても調べ,その内容について実験を交えて発表しました。 そして、サイエンスデイ当日、来場者の皆さんから,やはり「難しかった」という声がいくつか耳に入り、自分たちの考える「防災」を伝えることができたのだろうかと不安に思っていたのですが、このようにすばらしい賞を6つも受賞できたことで、皆さんに伝えられたのだなと実感し、部員一同ほっとしております。 これも、今まで支えてくださった部員、先生、来場してくださった皆様のおかげです。この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 これからも、今回学んだものをさらに理解を深め、地域などの身近な防災に少しでも役立てていきたいと思います。皆さんも自分にできる防災とは何か、考えてみてください。 本当にありがとうございました。 仙台二華中学校自然科学部部長 工藤磨生 |