授賞プログラム名 |
おてんき・じしん百科展2016 ~気象台ってどんなところ?~
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出展者名 |
仙台管区気象台
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授賞理由 |
気象現象は誰もが毎日目にするものですが、それが起こる仕組みは、案外知られていないものです。本展示では、地震波の仕組みを螺旋状に丸めた針金を伝わる縦波と横波で実演するなど、わかりやすい模型や説明にたいへん工夫が凝らされていました。また、ペットボトルを揺らして竜巻を再現するなど、気象のメカニズムを身近な道具を使って体験的に知ることができました。子供たちにとって、そして大人にとっても、科学がより身近に感じられたことでしょう。情報社会にあってますます注目されている気象現象を通して、科学への知的好奇心を揺さぶるこの取り組みは「I-SCIENCE賞」にふさわしいものと考えます。
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受賞者コメント |
このたび「I-SCIENCE賞」及び「科学の夜明けで賞」をいただきましたこと、大変光栄です。仙台管区気象台は、皆様の生活に密接している自然現象のしくみを実験や講座で説明し、天気や地震などへ興味を持っていただけるよう毎年参加しています。いただいたどちらの賞でも「わかりやすい」という点で評価されたことは、気象台が出展するにあたって心がけた点でもあり、嬉しく思います。来場された皆様に今後もそのように感じていただけるよう更に改良してまいります。気象台は天気や地震の各種情報をお伝えするとともに、皆様の命を守る防災気象情報も発信しています。サイエンス・デイのようなイベントで自然や科学への興味をもっていただくことが、防災気象情報を理解し、災害から身を守ることに繋がると考えておりますので、これからもこのような普及啓発の活動を行っていきたいと思います。
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