創設者名 | 東北工業大学 副学長・地域連携センター長 石川 善美 |
---|---|
創設日 | 2016/07/05 |
審査基準 |
東北工業大学は、現在、地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)に取り組んでいますので、「科学・サイエンス」を切り口に地域を再発見し、その魅力が伝わるような企画を応援したいと思っています。審査のポイントは、 ・地域発見の着眼点にすぐれたもの ・その魅力の伝え方にすぐれたもの ですが、さらに、分かりやすく楽しさあふれる内容であれば申し分ありません。 |
副賞 | 「東日本大震災の教訓を後世に残すことを考える勉強会」編の書籍「津波に負けない住まいとまちをつくろう!」を副賞として贈呈します。 |
授賞プログラム名 | レッツ 防サイエンス -防災について一緒に考えてみませんか?- |
---|---|
出展者名 | 仙台二華中学校 自然科学部 |
授賞理由 | 地域の防災について、火山、地震、土砂災害等、暮らしとは切り離せない自然の災害を、歴史や地理的要素を交じえ、自然科学の目線で丁寧に解説していた点を高く評価しました。過去の災害を示す地名などで地域の隠れた部分を発見し、活断層なども地図に落とし込みわかりやすく説明していた点などはすばらしかったです。地域住民の防災意識の向上にもつながることでしょう。 |
受賞者コメント |
あの東日本大震災から5年。当時小学生だった私たちは、今や中学生となり、毎日の生活の中では,震災のことが昔のことに思われることもあります。しかし、昨年の集中豪雨による大崎市古川の洪水や,4月の熊本地震などの相次ぐ災害に、中学生の今だからこそ「防災」について改めて考えるべきではないかと、私たちなりに危機感を感じ、今回私たちはあえてこの「防災」という難しいテーマに挑戦しました。 私たちなりに,地震・津波・土砂災害・洪水・雪崩など,私たちの生活に関わるさまざまな自然災害のメカニズムについて調べるとともに,どのように対処すればよいかや,防災用品についても調べ,その内容について実験を交えて発表しました。 そして、サイエンスデイ当日、来場者の皆さんから,やはり「難しかった」という声がいくつか耳に入り、自分たちの考える「防災」を伝えることができたのだろうかと不安に思っていたのですが、このようにすばらしい賞を6つも受賞できたことで、皆さんに伝えられたのだなと実感し、部員一同ほっとしております。 これも、今まで支えてくださった部員、先生、来場してくださった皆様のおかげです。この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 これからも、今回学んだものをさらに理解を深め、地域などの身近な防災に少しでも役立てていきたいと思います。皆さんも自分にできる防災とは何か、考えてみてください。 本当にありがとうございました。 仙台二華中学校自然科学部部長 工藤磨生 |