子ども未来賞

創設者名 仙台市教育委員会
創設日 2016/07/05
審査基準 ①子どもたちが,自然の不思議や素晴らしさ,科学の有用性を再発見できるプロセスであるか。②子どもたちが,考え続けることの大切さや試行錯誤に挑んでいくことの価値を実感できるプロセスであるか。③探求する楽しさ,努力,喜び,感動など,科学のプロセスを創り出した人からの「子どもたちへのメッセージ」が込められたプログラムであるか。
副賞 受賞者(団体)と相談の上,仙台市内小学校で出前授業の実施
授賞プログラム名 ちょっと一工夫~簡単電池を作ろう~
出展者名 宮城県仙台向山高等学校
授賞理由 日常生活で使う電池について,子供たちが実際に作りながら体験的に学べる内容になっていました。3種類の電池についてそれぞれ作成できるようにコーナーを設け,作った電池とモーターや電子オルゴール等で回路を作り動作させることで,子供たちが実感しながら学べるよう工夫していました。子供の理解の状況に応じて説明を分かりやすく工夫していたことがとても印象的でした。
受賞者コメント 今年度初めてサイエンスディに参加させていただきました。様々な用途に応じて開発されている電池を、小中学生を中心に簡単に作りながら、電池の仕組みや用途にも興味の持ってもらいたいと思い準備しました。当日は、たくさんの皆さんが実験に参加してくださり、目を輝かせて実験したり、色々と質問をしていただきました。部員たちの説明も、時間を追うごとに、体験や例を交えながら、部員同士工夫をし、力が入っていきました。会場の皆さんと一緒に楽しみながら、今までにない経験と達成感を味わうことができました。そして、このようにたくさんの素晴らしい賞をいただき、様々な体験や交流の機会をもらうことができました。今後の活動へ励みと、研究への意欲を大いに広げ、深めていきたいと思います。ありがとうございました。
(向山高等学校 自然科学部一同)