東北大学工学研究科長賞

創設者名 東北大学大学院工学研究科長 滝澤博胤
創設日 2016/07/07
審査基準 東北大学大学院工学研究科は、知的創造の国際的拠点として、真理の探究を通して将来の問題を先見するとともに現在の社会的要請に応え、人類にとって豊かな社会と自然環境を実現するための科学技術の創成と発展に貢献することを研究目的としております。
この趣旨に基づき、東北大学工学研究科長賞は、サイエンスデイに出展されたものの中から、ユニークな着想や独自性を有する課題について、それを解決するプロセスや、得られた成果の社会的なインパクトなど、工学の観点から特に優れていると認められたものに贈るものです。
副賞 副賞として,東北大学特性マグカップ(6個)を進呈します。
授賞プログラム名 ちょっと一工夫~簡単電池を作ろう~
出展者名 宮城県仙台向山高等学校
授賞理由 マンガン乾電池,空気電池などの電池のしくみをわかり易く,かつ,熱心に説明していました。説明に使っていた材料や器具についても,簡易な道具を利用して,高校生らしく,好感が持てました。将来,オリジナルの「向山電池」を発明して欲しいものです。
受賞者コメント 今年度初めてサイエンスディに参加させていただきました。様々な用途に応じて開発されている電池を、小中学生を中心に簡単に作りながら、電池の仕組みや用途にも興味の持ってもらいたいと思い準備しました。当日は、たくさんの皆さんが実験に参加してくださり、目を輝かせて実験したり、色々と質問をしていただきました。部員たちの説明も、時間を追うごとに、体験や例を交えながら、部員同士工夫をし、力が入っていきました。会場の皆さんと一緒に楽しみながら、今までにない経験と達成感を味わうことができました。そして、このようにたくさんの素晴らしい賞をいただき、様々な体験や交流の機会をもらうことができました。今後の活動へ励みと、研究への意欲を大いに広げ、深めていきたいと思います。ありがとうございました。
(向山高等学校 自然科学部一同)