東北大学電気情報物理工学科 高校教育賞

創設者名 東北大学工学部電気情報物理工学科教育広報企画室
創設日 2017/07/03
審査基準 高校生が行う技術と社会・生活のかかわりについての理解促進プログラムの中で顕著な効果が認められるもの
副賞 ◇本学科教員等が執筆した書籍
 ○松木英敏ほか著:ワイヤレス給電技術がわかる本(オーム社)
 ◯大関真之著:先生、それって「量子」の仕業ですか?(小学館)
 ◯大関真之ほか著:量子コンピュータが人工知能を加速する(日経BP社)
授賞プログラム名 リニアモーターカーはなぜ走る?
出展者名 宮城県宮城第一高等学校理化部
授賞理由 本学科の主要な研究領域の1つである「磁石と電気」について、「リニアモーターカーはなぜ走る?」という実社会での未来技術への応用をとっかかりにして参加者が科学的好奇心を持つように説明が構成されていた。また、参加者の多くである子どもに対して、演示実験や質問の投げかけなども交えわかりやすく説明しており、磁石と電気にかかわる物理現象への興味関心を持たせることに成功していた。これらのことにより、「高校生が行う技術と社会・生活のかかわりについての理解促進プログラムの中で顕著な効果が認められるもの」との本賞の選考基準に照らしてふさわしいプログラムであると評価されたことから、本賞に選定した。
受賞者コメント 今年はリニアモーターカーをきっかけとして「電磁誘導」の学びを深めていきました。私たちが今回の出展で大切にしたことは、来場者の多くを占める小学生にもわかるように説明をすること、実際に現象を体験してもらったことの2つです。教科書通りに説明をするのは簡単ですが、わかりやすく、自分の言葉で話すことは難しく、もっとリハーサルを行えばよかったと感じる点も多々ありました。ただ、学校行事と並行しながらのサイエンス・デイであったにもかかわらず、精一杯科学のおもしろさを伝えることができてよかったです。そして、4つもの賞をいただくことができたことを誇らしく思います。今回のサイエンス・デイから学んだことをこれからの活動に生かし、この部活をより良いものにしていきます。私たちを支えてくださった皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。