創設者名 | NPO 法人 REDEEM 代表理事 山口 隆美 |
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創設日 | 2018/07/17 |
審査基準 | 医学と工学の境界を取り払った科学・技術である医工学の趣旨に沿った、専門の枠にとらわれない活動に授賞します。生物や技術のそれぞれに特化したものではなく、生物系の科学と、理工学に基づく技術が一体となった研究・開発の端緒となるような研究発表、展示、デモンストレーションを選考します。 |
副賞 | 受賞者(団体)と相談の上、半日〜1日の医工学の研究・教育の体験コースの受講 |
授賞プログラム名 | 身近な疑問がいーっぱい!「わかるってたのしい!」を感じてね。 |
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出展者名 | 仙台青陵中等教育学校 科学部 |
授賞理由 | 現代の最先端の科学・技術は、日常の実感をはるかに超えたものに見えるけれども、その根底には、素朴な経験と疑問をゆるがせにせずに深く考え、その根本的な原理や法則を追求すること、つまり、本当の科学的態度や方法論があることに注意しなければならない。仙台青陵中等教育学校科学部の展示においては、ピンホールカメラなど機構としては単純でありながら、その基礎には、光の直進性、さらには、波動としての光の分散と屈折の特性を理解しなければならない現象をとりあげ、見えるということと光学的な像との関係を深く考えさせる問題を分かりやすく説明し、考えることを促す工夫がなされており、まさに、日常経験から、物理学の基本を導くものとなっている。その他、脳活動を取り上げて、思考や意識の問題を掘り下げる展示など、総じて、深い工夫のあとが見られた。これらの態度は、医工学の基礎教育を推進する NPO 法人である REDEEM の目指すところと共通するところが大きいと考えられたので、医工学 REDEEM 賞を授与することとした。 |
受賞者コメント |
今回は3つの素晴らしい賞をいただき,ありがとうございます。私たち仙台青陵科学部は,小さなお子様から大人の方まで,『五感』を使って楽しく科学の面白さを学ぶというコンセプトで毎年活動しています。今回の本校科学部のテーマは「光」と「生物」の2つでした。「光」では,光の性質を生かしたおもちゃとして「ピンホールカメラ」に焦点をあて,制作ブース&体験ブースを設けました。また,その光をみて処理しているのはやはり「脳」です。生物の「脳」について学べる「手作り脳シート」の制作ブースを設けました。また,遊びながら学べる「生物すごろく」のブースも設け,学んでもらいました。さらにそのしくみを,パワーポイントを用いて説明し,物理的また生物的な知識で学んでもらう30分の講義「ショータイム」も入れました。サイエンスデイは私たち自身も色々な人と接しプレゼンすることで成長できる場です。今回表彰していただいた皆様,本当にありがとうございました。 仙台市立仙台青陵中等教育学校 科学部 部長 八重樫 陸弥 |