RESTART JAPAN・ソニー賞

創設者名 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、ソニー株式会社
創設日 2018/07/04
審査基準 「ソニー・サイエンスプログラム」は、子どもたちが科学の原理を学び、ものづくりの体験を通して、好奇心や創造性をはぐくむ機会として国内外で開催されています。東日本大震災以降は、「RESTART JAPAN※」活動の一環としても開催されています。今年も、子どもたちが創意工夫しながら主体的に取り組み、未来への夢や希望、また好奇心を掻き立てられるような演示を行った学校・団体様に対して贈呈させていただきます。
※RESTART JAPAN: 2011年 (公社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとソニー(株)が被災地の子どもたちを支援するために協働設立した活動
副賞 デジタルスチルカメラ
授賞プログラム名 身近な疑問がいーっぱい!「わかるってたのしい!」を感じてね。
出展者名 仙台青陵中等教育学校 科学部
授賞理由 身近にあるピンホールカメラや脳、凸レンズ等の構造、仕組みの疑問を取り上げた出展は、子ども達に大いに関心と興味を引き立てるため、会場入口にタイムテーブルを掲出してタイムリーに進行状況を分かりやすくしたほか、会場内外に部員の一年間の研究成果を大見出しで掲出してアピールするなどの工夫を凝らしていました。また、使用する教材が全て部員の手作りで分かりやすく、子ども達の興味、関心を引き付けていました。更に、会場入口では、部員の方が入場する子供たちをしっかりと案内、誘導するなど、総体的に部員全員が一致団結して取り組んでいる姿勢を目の当たりにして大変感動しました。
受賞者コメント 今回は3つの素晴らしい賞をいただき,ありがとうございます。私たち仙台青陵科学部は,小さなお子様から大人の方まで,『五感』を使って楽しく科学の面白さを学ぶというコンセプトで毎年活動しています。今回の本校科学部のテーマは「光」と「生物」の2つでした。「光」では,光の性質を生かしたおもちゃとして「ピンホールカメラ」に焦点をあて,制作ブース&体験ブースを設けました。また,その光をみて処理しているのはやはり「脳」です。生物の「脳」について学べる「手作り脳シート」の制作ブースを設けました。また,遊びながら学べる「生物すごろく」のブースも設け,学んでもらいました。さらにそのしくみを,パワーポイントを用いて説明し,物理的また生物的な知識で学んでもらう30分の講義「ショータイム」も入れました。サイエンスデイは私たち自身も色々な人と接しプレゼンすることで成長できる場です。今回表彰していただいた皆様,本当にありがとうございました。
仙台市立仙台青陵中等教育学校 科学部 部長 八重樫 陸弥