創設者名 | 理化学研究所光量子工学センターテラヘルツ光研究領域イメージング研究チーム チームリーダー 大谷知行 |
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創設日 | 2018/07/04 |
審査基準 | わくわく感・はっとする気持ちなど、科学に関連する喜びや発見などを通じて、心を揺り動かす鮮やかな印象(インプレッション)を引き起こしてくれるテーマを選定したいと思います。既成概念や常識の枠に囚われない自由でオリジナルな発想を期待します! |
副賞 | 分光器セットや理研グッズ等の詰め合わせを副賞と致します。 |
授賞プログラム名 | さっかがく 〜 五感錯覚の科学 〜 |
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出展者名 | 仙台高等専門学校名取キャンパス専攻科 |
授賞理由 | 「錯覚」というと視覚的な効果と思いがちだが、実は、聴覚、味覚、嗅覚、触覚においても錯覚が重要な役割を果たしていることを実感できるプログラムであった。また、バーチャルリアリティも駆使したプレゼンによって、IT・ロボット技術などが発展する中で、錯覚がますます重要となり、かつ、積極的に活用すべき技術であることも示した。 |
受賞者コメント | サイエンスディ では、数々の賞をありがとうございました。仙台高専名取の専攻科では、機械・電気・情報・材料・建築分野の様々な高度な技術を学び研究開発していますが、今年は全ての技術に共通する人間に焦点をあてて、錯覚で楽しみながら技術を考えるきっかけが作れればと考えました。安全工学、通信圧縮技術、食品工業、VR、建築、衣料や化粧、様々なプロダクトのベースとなる部分は単なる物理量ではなく、これに心理を加えたものが基本になっています。このことを単純にわかるようなデモ、そして、どうにか五感全部を使いたいと、考えました。「味は匂いで変わる」ことも知識としてはよく知っていましたが、本当にそうなのか、この機会にこれも確かめたいと考えました。科学に純粋な小中学生とのコンタクトをとりながら基本的なことを振り返ることができ、専攻科学生にとってもリフレッシュする良い機会となり、今後の開発研究の励みとなりました。 |