創設者名 | 東北大学大学院情報科学研究科研究科長 |
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創設日 | 2019/06/23 |
審査基準 | 情報科学に関係する科学技術及びIT社会に関係する社会科学に関連し、「科学への愛にあふれた」自由な発想で情報社会を豊かに使いやすくして、人間生活を幸せにする可能性を感じるテーマに対して表彰する。 |
副賞 |
【本研究科教員の著書セレクション】 ・大関真之 著 「機械学習入門 ボルツマン機械学習から深層学習まで」(オーム社) 「ベイズ推定入門 モデル選択からベイズ的最適化まで」(オーム社) ・マルティン・ハイデガー 森一郎 編訳 「技術とは何だろうか 三つの講演」(講談社) |
授賞プログラム名 | キミも今日からエンジニア ~地震に強い建物を考えてつくってみよう~ |
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出展者名 | 東北工業大学建築学部建築学科 堀・船木研究室 |
授賞理由 | この展示では、日常生活の中で大事な役割を果たしている「サイエンス」について、実際にその仕組みを体験しながら学び、その重要性について気づくとともに、その理由についても、小さい子供をはじめ誰にでも分かるような工夫がなされていました。体験内容も、子供たちにとって遊びのような感覚で取り組めるものとなっており、その結果が生活にも活かされることをきちんと理解できるような形が取られていました。科学的なものの見方や考え方、科学に対する姿勢を、より身近に感じられる内容となっていた点が高く評価されました。 |
受賞者コメント |
このたびは非常に素晴らしい賞をいただきましたこと、大変光栄に思います。 今回の企画は、小さな建物模型を振動台という装置で揺らし、地震時の建物の揺れを実際に目で見て理解してもらうと同時に、建物の揺れをどのようにしたら小さくできるか参加者の方に自由な発想で考えてもらう内容のものでした。 世界有数の地震大国である我が国で、人々の生命や財産、日常生活を地震から守るには、建物の高い安全性が求められています。2011年東北地方太平洋沖地震や熊本地震など、日本各地で大規模な地震が頻発し、いまだに多くの方々が不自由な生活を余儀なくされております。今回の企画が、建物の安全性の問題だけでなく、学校の授業では味わえない「答えのない課題」に取り組む楽しさや難しさを知るきっかけになれば幸いです。 最後に、私たちの展示を高く評価して頂きました東北大学大学院情報科学研究科研究科の皆様に感謝するとともに、当日ご参加いただいた皆様、サイエンスデイ関係者の皆様に厚く御礼申しあげます。 |