仙台歯科技工士専門学校 学校長賞

創設者名 仙台歯科技工士専門学校 学校長 伊藤 多佳男
創設日 2019/07/15
審査基準 科学技術発展の礎となるのは,自分の理解できないことを知ろうとする「知的好奇心」と自らの知的好奇心を満たすための「探究心」です.「教科書と違うことをやってみたい!」という遊び心と「まだ教科書に載っていないことを明らかにしてやろう!」という若い熱意を前面に出した,思わず「なるほどね!」「面白い!」と笑顔で言いたくなるような取り組みに期待します.
副賞 ①仙技出張授業要請権利
②仙技附属歯科診療室歯科健診無料券
③仙技オリジナルmini義歯ストラップ
授賞プログラム名 電気を飛ばしてみよう
出展者名 宮城県宮城第一高等学校理化部
授賞理由 スマホのワイヤレス充電をはじめ「電気を飛ばす」ことは既に私たちの日常生活に当たり前に入り込んでいますが,それならば「何故ワイヤレスで電気が飛ぶのか?」について説明できる人はそんなに多くはないでしょう.
今回はそんな当たり前に使っているのに実はよく分かっていない技術について,専門の機材を活用することなく,コーヒーのボトル缶やアルミホイルなどの手近な物を用いた参加者自身の手による「手作り感満載の工作」を通して,一緒に考える形を採ろうとしていた点を大きく評価いたしました.よく「百聞は一見に如かず」と言いますが,何回も聞かされたり見たりするよりも,とにかく一回やってみた方が理解しやすいことも多いものです.「百聞百見は一行に如かず!」ですね.
何よりも宮一理化部の「サイエンス・デイには毎年違う企画で取り組もう」という姿勢と「安全に楽しく学ぶ」というモットーにとても強く魅せられました.来年の企画も楽しみにしています.
受賞者コメント 今回は3つの賞をくださりありがとうございました。本校は、毎年違う題材を考えてサイエンスデイに臨んでいます。小学生でも作れて、楽しめる科学講座を目指しています。今年は、電磁誘導を活用したおもちゃを参考にして、身近なもので作れないか試行錯誤しました。特に、おもちゃでは機械で交流電流に変換していたため、その部分をどう再現するか悩みました。結果、直流電流のON・OFFを連続的に繰り返すしくみを缶を使うことで可能にし、再現することができました。そのような部分を評価していただいたことに、大変うれしく感じます。