応用物理学会東北支部長賞(しぶいで賞)

創設者名 応用物理学会東北支部長 藤原 巧
創設日 2019/06/30
審査基準 1.一見地味なように見えるが味があり、光るものをもっている。
2.使われている技術は世の中のためになる(応用できる)ものであること。
副賞 1.希望の東北地区の応用物理学会に所属する研究室の見学
2.東北支部オリジナル実験キット「単極モータ」
3.しぶ茶(深蒸し茶)
授賞プログラム名 身近な疑問がいーっぱい!「わかるってたのしい」を感じてね!
出展者名 仙台青陵中等教育学校 科学部
授賞理由 日常にある力や偏光など、身近な現象に対する基本的な事柄をショータイムでは分かりやすく丁寧に紹介していた。また体験ブースでは、かざぐるまや元素すごろくなど、誰にでも親しみやすい題材に、独自の工夫を施して多くの参加者を楽しませていた。特に元素すごろくでは、周期律表の各元素について、それらの特徴や利用のされ方など、一つひとつの要点を短い簡潔な文章でまとめていて大変興味深く明示されており、元素周期律表をより身近に手軽に位置付ける試みは科学の広い普及にとっても大変有意義である。決して派手ではないが、堅実な努力と着実な進歩には強い輝きを感じた。
受賞者コメント この度は,2つの素敵な賞をいただき,部員一同大変うれしく思います。『サイエンスデイ』は1年生から6年生(中1~高3生)が集まり参加できる唯一のイベントで,9年連続で参加させていただいています。私達は毎年「身近なところにある疑問を解き明かす」をコンセプトに準備しています。今年は体験ブースで「かざぐるま」,「元素すごろく」,「キャタカン」を,ショータイムでは「偏光のふしぎ」,「日常の力」を行いました。子供から大人まで科学を楽しんでもらえるよう,科学部員が一丸となって取り組みました。準備は常に順調とはいかず,苦労することが多くありました。しかし,お客様の「楽しい!」「凄い!」といった感想とその笑顔を見ると,成功したように感じます。『サイエンスデイ』は準備から当日にかけて,私達が大きく成長できる場でもあります。この成長を活かして更なる高みを目指していこうと思います。
仙台青陵中等教育学校 科学部部長 熊野文佳