日本機械学会東北支部長賞

創設者名 日本機械学会東北支部第57期支部長 東北大学教授 小林秀昭
創設日 2021/07/03
審査基準 日本機械学会東北支部は、日本の産業をささえる乗りものやロボットなどのものづくりに貢献する東北地区学会員の集まりです。
将来の機械工学を担ってくれる若者を発掘するために賞を設けました。機械工学に関連する才能あふれた内容を表彰します。
副賞 今後も手作り実験に活用していただきたく,工作工具セットを副賞として後日お送りします.
授賞プログラム名 Let's タイムワープ!! ~昔のものづくりの世界~
出展者名 仙台二華中学校 自然科学部
授賞理由 機械の物理は時代を超えて共通です.仙台二華中学校自然科学部さんは,過去に題材を探しながら,調査,企画,仮説,検証といった研究の基本を踏まえ実践的取り組みを行っています.手作りした装置もモノづくりに繋がり共感できます.5つのテーマはどれも興味深く,次々見たいという欲求が沸きました.発表コンテンツにも工夫が見られ,毎回の説明から生徒さん意気込みや,聞き手に理解してもらいたいという気持ちが伝わってきました.2019年に続いての受賞ですが,また来年,どんなものを見せていただけるか楽しみです.さらにチャレンジしてください.おめでとうございます.
受賞者コメント サイエンスデイという貴重な発表の機会と、心のこもった賞をたくさん頂けたこと、深く感謝しております。私たちは、「昔から伝えられてきた知識の積み重ねが、新しいアイデアや技術につながる」を合言葉に「羽ばたき飛行機・ダヴィンチの橋・五重塔・からくり人形・水時計」をテーマに研究を進めました。これらの発表が、温故知新の精神の大切さに改めて気づくきっかけになったのなら幸いです。初めてのオンラインでの発表でしたが、動画の制作や実演に力を入れ、臨場感ある発表を目指しました。挙手ボタンやチャット機能を多用することで、皆さまと活発な意見交換が出来ました。「新しい形の交流」を経験できたことに感動しています。また、オンラインでは参加者の皆様の様子が分かりにくく、発表が伝わっているのか把握し難いという課題も見つけることが出来ました。今回の経験を生かし、これからも部員一同、自然科学への探求に励んでいきたいと思います。