TSBアワード

創設者名 東北生活文化大学学長 佐藤一郎
創設日 2021/07/03
審査基準  このアワードは、私たちの身近な生活、とくに“衣・食・美”を豊かにしてくれるという観点から賞を差し上げたいと思います。
 たとえば、衣であれば繊維の科学、染色の科学、食であれば味の科学、栄養の科学、美であれば光学的自然科学、映像美学、自然学などの分野で、生活を豊かにするような興味深い現象や物を見つけて、それらの原理を解明して生活への応用を提案していただきたい。
副賞 副賞 「ガラスオブジェ」

山口綾子さん(東北生活文化大学美術学部非常勤講師・本学出身)制作による
ガラスオブジェ作品。
授賞プログラム名 Let's タイムワープ!! ~昔のものづくりの世界~
出展者名 仙台二華中学校 自然科学部
授賞理由 私たちが普段何気なく使っている割り箸が、ダ・ヴィンチの構想とつながるとは!身近な素材を使って具現化、動く様子を観せてくれたことにまず驚きました。科学は日々の生活と直接つながっているのだなということを、二華中学校の皆さんの実証実験は声高らかに伝えてくれました。また小型模型に留まらず、2.5cm角材を使って大きめの橋模型を作り、実際に乗ったのも素晴らしかったです。試作中に折れてしまったこと、成功した際の体重も隠すことなくご報告いただき、いろいろな事実と真正面から向き合うことの大切さも教えていただきました。今後の益々のご活躍を期待しております。
受賞者コメント サイエンスデイという貴重な発表の機会と、心のこもった賞をたくさん頂けたこと、深く感謝しております。私たちは、「昔から伝えられてきた知識の積み重ねが、新しいアイデアや技術につながる」を合言葉に「羽ばたき飛行機・ダヴィンチの橋・五重塔・からくり人形・水時計」をテーマに研究を進めました。これらの発表が、温故知新の精神の大切さに改めて気づくきっかけになったのなら幸いです。初めてのオンラインでの発表でしたが、動画の制作や実演に力を入れ、臨場感ある発表を目指しました。挙手ボタンやチャット機能を多用することで、皆さまと活発な意見交換が出来ました。「新しい形の交流」を経験できたことに感動しています。また、オンラインでは参加者の皆様の様子が分かりにくく、発表が伝わっているのか把握し難いという課題も見つけることが出来ました。今回の経験を生かし、これからも部員一同、自然科学への探求に励んでいきたいと思います。