m3ラボ賞

創設者名 佐藤一志(仙台高専)・m3ラボ長
創設日 2021/07/09
審査基準 ものづくりの本来の魅力である、創意工夫に内在するまなびを認識し可視化して、社会をワクワクさせてくれるような取り組みを期待して選定します。
副賞 みやぎ ものづくりとまなびのラボ(m3ラボ)では、産業ニーズの技術開発研究と学びを両輪として産学官連携でSDGs達成を目指しています。副賞では企業から廃材として出る金属から削り出したメダルを贈呈します。メダルに刻印するものは受賞者様のご希望に合わせて決めます。
授賞プログラム名 伝統こけし・創作こけし × デジタルメディア
出展者名 東北生活文化大学 美術学部美術表現学科 情報デザイン研究室
授賞理由 東北の伝統工芸品であるこけしを題材に、最新の技術を用いて過去の職人の素晴らしい技術を可視化する取り組みだけでなく、プロジェクションマッピングを用いて伝統に縛られない新たな可能性を広げる取り組みを行って、食い入るように子どもさんが見ている様子が印象的でした。伝統工芸というものづくりに内在する技術を可視化し、子どもをワクワクさせるような取り組みに昇華させていて素晴らしいと思いました。
受賞者コメント 「きれいで賞」「m3ラボ賞」を頂き、大変嬉しく思います。

1部では、現存する、最古と推測される「こけし」を赤外線デジタルカメラで撮影し、経年劣化による損傷や退色により、肉眼で見えにくくなった模様を可視化する取組みについてご紹介しました。2部では自由な発想でデザインした、動く創作こけしのプロジェクションマッピングの制作プロセスをご紹介しました。 

こけしは木地師が親子相伝で受け継いできた東北地方固有の伝統工芸品です。本プログラムをきっかけに、地域の伝統に興味を持って頂けますと幸いです。プログラムに参加してくれた皆さま、制作、発表にご協力頂いた皆さま、ありがとうございました。