日本化学会東北支部賞

創設者名 公益社団法人日本化学会東北支部 支部長 美齊津文典
創設日 2022/05/10
審査基準 化学と関連する現象に関して、その楽しさと背景に秘めるからくりをわかりやすく説明している出展を表彰します。
副賞 ・研究室見学
・一家に一枚周期表
・周期表クリアファイル
・化学の日缶バッチ、 他
授賞プログラム名 日常に光あれ!ー光のなぞとはー
出展者名 仙台ニ華中学校 自然科学部
授賞理由 光の中の波長(色)の違いによる散乱の仕方の変化がどのように観察されるのかを、米のとぎ汁や石鹸水などを使って興味深い実験を実際に行って調べていました。その結果は、専門家である我々にも興味深いものでした。同様に屈折現象が引き起こす虹についても説明を受けました。中学生としては精一杯説明してもらえました。全体的に説明ポスターもかなり丁寧に良く作られていたと思います。
受賞者コメント サイエンスデイを実際の会場で沢山の人々と触れ合いながら行うことができた上、素晴らしい賞を頂けたことに感謝致します。私たちは、日常に溢れている光をテーマに「夕焼けのでき方、レンズによる物の拡大、服の色の工夫、CDの実験、虹を用いた分光器や万華鏡」と普段、自分たちが疑問に思っていることをより深く研究し、小さな子どもから大人まで楽しめるように工夫しました。皆様に少しでも日常の光に興味をもっていただけたら嬉しいです。
 過去2年間、新型コロナウィルスの影響により、対面形式での開催ができなかったため、1年生から3年生、そして新しくご指導いただいている顧問の先生と全員にとって初めての挑戦となりました。手探りながらも研究の発表だけではなく、科学マジックやクイズなど楽しめる催しも行いました。今後はこの経験を生かして、より皆様に楽しんでいただけるよう精進して参ります。ありがとうございました。