スリーエム仙台市科学館長賞

創設者名 スリーエム仙台市科学館長 石川 由紀夫
創設日 2022/07/17
審査基準 仙台市科学館の基本方針である「見て・触れて・ためす」科学に近いプログラムであるか、チャレンジ性があるかをポイントに審査します。     
①「見て・触れて・ためす」科学・・・・参加者が実際に触れたり・製作したり・体験したり・観察したりする体験を通し、様々な要素について考えながら取り組めるプログラムであるか。
②チャレンジ性・・・・失敗を改善しながら,成功までのプロセスを楽しめるプログラムであるか。 
副賞 科学館を会場にしてのイベントプログラム(展示発表やワークショップ等)開催の権利を授与します。(令和4年度内に実施)
授賞プログラム名 身近な疑問がいーっぱい!「『波』っておもしろい」を感じてね。
出展者名 仙台青陵中等教育学校 科学部
授賞理由 直接見ることのできる『波』から始まり、直接『波』としては見えない光や音の『波』としての性質を、8か所のブースに分け、身近な事例や簡単な実験装置を利用して、わかり易い言葉を使いながら小学校低学年にでも伝わるように丁寧に説明していた。また一方的に説明するのではなく、クイズ形式で体験しながら学ぶ手法も面白く、それぞれが的確に応答していた。
まさしく「見て・触れて・ためす」をそのまま再現しながら『波』を説明したのは素晴らしかった。
受賞者コメント 仙台青陵中等教育学校 科学部
部長 阿部優斗

この度は,とても素敵な9つの賞をいただきありがとうございます。私達は毎年「身近にある疑問を解き明かす」をコンセプトに準備しています。今年は「波」という大きなテーマで、横波と縦波,波の干渉,分光,加法混色,回折格子,偏光,音の形(オシロスコープ),ドップラー効果を実験を交えて紹介しました。部屋の入口付近に比較的分かり易い実験ブースを、出口付近に発展的な実験ブースを配置して、来場者の方が簡単な知識を付けてからより発展的な内容を学べるような工夫もしました。当日は予想以上の来場者に,準備した資料を午前中で配り切ってしまったり、工作用の偏光板を全て提供しきってしまったりと想定外のこともありましたが部員一同協力してなんとか乗り越えることができました。来場者の方々から「楽しい!」「凄い!」といった感想と笑顔を見て、達成感を感じました。『サイエンス・ディ』は準備から当日にかけて、私達が大きく成長できる場でもあります。次年度もサイエンス・ディに参加して科学の楽しさを伝えられるように頑張っていきます。