日本化学会東北支部長賞

創設者名 支部長 冨重圭一
創設日 2023/04/27
審査基準 化学と関連する現象に関して、その楽しさと背景に秘めるからくりをわかりやすく説明している出展を表彰します。
副賞 研究室見学、一家に一枚周期表、周期表クリアファイル、化学の日缶バッチ、他
授賞プログラム名 熱に熱中!熱くなれ!
出展者名 仙台ニ華中学校 自然科学部
授賞理由 当日はとても暑い日になりましたが、キーワードとして「熱」に注目して、温度が高くなる現象だけでなく、低くなる現象にも注目していて、興味深く拝聴しました。使い捨てカイロの中のそれぞれの成分が、発熱に対してどのような影響を与えるのかについて、また、吸熱反応を利用した冷却する際に素早く冷やすためにはどうしたらよいか、さらにエタノールの燃焼実験の動画など、これらについて実験を組み立て、結果を得、そして、その考察をわかりやすく説明・紹介してくれました。私も議論に参加させていただいて、楽しむこともできました。たくさんの参加者も集まっていて、盛り上がっていたと思いました。
受賞者コメント  4年ぶりの通常開催となった今回のサイエンスデイでは、多くの方々に来場していただき自分たちの出展を見ていただけました。AWARDでは13団体から素晴らしい賞をいただき、ありがとうございました。受賞理由の文を読ませていただき、出展内容をよく見ていただけたことをとても嬉しく思います。
 私たちは今回「熱」をテーマとした研究発表とサイエンスショーを行いました。研究発表では”プロセス”をわかりやすく伝えることはもちろんですが、どのようにして実演するかという点で悩みました。結果的に皆さんに興味をもっていただき、質問までしていただけて嬉しかったです。説明をする中で新たな発見や知識を得ることもできました。また、サイエンスショーでは科学の不思議な現象を見ていただきました。失敗続きだった実験もありましたが、会場を「熱」気に包めた点では大成功だったと思います。
 今回、子どもから大人まで多くの方々に科学の楽しさを感じていただけたと思います。今後はもっと楽しんでもらうべく、また自分たちも楽しむべく、みんなで情熱をもって探究し続けます。
 改めて、素晴らしい賞をいただけたこと、そして素晴らしいイベントに参加させていただけたことに感謝申し上げます。