宮城県産業技術総合センター所長賞

創設者名 宮城県産業技術総合センター所長 伊藤正弘
創設日 2023/06/14
審査基準 産業を支える科学技術について、わかりやすく、楽しく、感動できる内容で出展しているか、また、なぜそうなるのかわかりやすく解説しているかを重視します。
副賞 宮城県産業技術総合センターによるデザイン力や加工技術を活用して作製したオリジナルのアクリル製の楯
授賞プログラム名 ライト博士と光のミステリー!~放射光のなぞをあばけ!~
出展者名 仙台青少年理化学研究部会
授賞理由 光をテーマに、その性質から放射光に至るまで、非常に分かりやすい説明と体験型の実験を交えながら、1時間の講座プログラムでしっかりと解説していました。何より説明の構成・展開が大変素晴らしく、光の視認性、伝播性、色の重なりなどについて、小さな子供でも納得できるような説明や実験の工夫が随所に見られました。いよいよナノテラスが来年度から運用開始予定ですが、放射光という最先端の科学技術に対する好奇心を引き出していたことを評価しこの賞を贈りたいと思います。
受賞者コメント 仙台青少年理化学研究部会は、ジュニアドクター育成塾の中学生と仙台高専名取キャンパスの学生が協力して科学の楽しい実験を行っています。今回の出展では、「放射光」をテーマとして、放射光施設の謎に挑戦させて頂きました。出展にあたっては、放射光施設の仕組みを調べる中で、放射光がX線であることを知りました。来年から本格的に運用が開始されるナノテラスですが、光の性質を偏向板や分光器を用いて説明したり、放射光施設の原理と役割を実験や模型を通して解説させて頂くなど、放射光施設を大人から子どもまでより身近に感じていただけるよう試行錯誤しました。この度は4つもの賞をいただき大変光栄に思います。この活動を通してより一層、放射光について学びたいという気持ちが広がりました。これらの賞を励みに、今後の活動を頑張っていきたいと思っています。この度は、本当にありがとうございました。

仙台市立五橋中学校 齋藤 由凜子