日本物理学会東北支部長賞

創設者名 日本物理学会東北支部長 木村憲彰
創設日 2023/07/04
審査基準 高校生以下の方の出展を対象として、物理現象の面白さを上手にアピールすると同時に、その現象の根本にある原理をわかりやすく伝えているかどうかを重視して選定したいと思います。身の周りにある面白い現象、不思議な現象に対する好奇心を刺激するような発表を楽しみにしています。
副賞 光の性質についてカラフルな図を使って解説した本「イラストレイテッド光の科学」(大津 元一 (監修)、田所 利康 石川 謙 (著))を贈呈します。
授賞プログラム名 光の世界へようこそ 自分で光が操れちゃう!不思議な光の世界を楽しもう!
出展者名 宮城県仙台二華高等学校物理部
授賞理由 光の進み方について、小さい子でもわかりやすい影絵を用いたり、光ファイバーでテレビ石を作るなど、異なるアプローチで原理を伝えているところに独自性や工夫を感じました。また、原理を人に伝える過程で自ら疑問に感じたところを、実験を通して深く考えたところに感銘を受けました。これからも、自分の頭で考え自らの言葉で伝える姿勢を大切に活動を続けて行くことを期待して、この賞を贈らせていただきます。
受賞者コメント サイエンスデイAWARDでは、素晴らしい賞を4つくださり誠にありがとうございます。
今回のサイエンスデイでは、光をテーマに、どの世代でも満遍なく楽しめるように工夫しました。
影絵は、子供たちが実際に作ってどんな風に見えるか体験してもらい、光の当たり方による像のぼやけ具合の違いも見てもらいました。
影絵の下準備ではみんなで400枚ほどの型紙を切り抜きました。大変でしたがいい思い出です。
ピンホールカメラでは、正立実像を作る方法についての研究レポートを展示しました。
テレビ石では我々の生活の縁の下の力持ちである光ファイバーがどのようなものなのかを直感的にわかって頂きたいという思いから作り、束ね方による違い等を見て頂きました。
このような機会を設けていただきありがとうございます。これからも仙台二華高校物理部をよろしくお願いいたします。