発想が華丸で賞

創設者名 仙台二華中学校 自然科学部
創設日 2024/07/16
審査基準 対面を生かした発表や、中学生の視点から興味を惹かれるような演出をしたプログラムにこの賞を贈ります。その発表を見ることで「こんなこともできるんだ!」と科学の可能性を感じることができるような発表を期待しています。
副賞  
授賞プログラム名 林業技術総合センターの仕事をのぞいてみよう
出展者名 宮城県林業技術総合センター
授賞理由 東北で2024年にスギ花粉飛散量が増えたことに関連したタイムリーな発表でした。林業の服装の体験や木材に触ってみるコーナーなど、林業への関心を深めようとする展示があり、第一次産業人口の減少という社会問題解決にも貢献できている展示だと感じましたのでこの賞を贈ります。
受賞者コメント  科学を探求し身近な現象を楽しく学べるよう創意工夫を凝らした実験で、子供達に驚きと発見を提供している若い皆さんに選んでいただき、職員一同心より感激致しております。
 林業技術総合センターでは、県内の林業活動をサポートするために、森林整備、木材利用分野などの技術開発を行っています。繋いでいく課題が多いだけに時々の研究員は県内オンリーワンの責任を自覚して取組んでいます。少花粉や無花粉スギの開発には特に長い時間を要しますが、当センターの少花粉スギ挿し木苗の生産技術は全国的にも稀な取組であり、愚直に探求し受け継いできた成果です。
 林業は私たちの暮らしに様々な恩恵をもたらしてくれています。成長したスギが伐採されず花粉症が問題となっていますが、スギは炭素吸収量が多く木材として使う限り固定し続けるため、地球温暖化防止に大きく貢献しています。伐採して利用し花粉の少ないスギを植える林業の循環が非常に大切です。
 今回の出会いをきっかけに、多くの方々が当センターや林業に関心を持っていただけましたら幸いです。

■サイエンスディAWARD表彰式プレゼン動画
 https://youtu.be/9PhZPxyRCkM