創設者名 | 公益社団法人日本金属学会東北支部 東北支部長 福山博之 |
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創設日 | 2024/05/28 |
審査基準 | 金属を含む材料、素材に関して、身近なものに対して奇想天外な着想をもって挑戦的かつ意欲的に取り組んだオリジナリティー溢れる企画・展示を対象とします。未来の金属博士を称えて表彰します。 |
副賞 |
表彰盾 日本金属学会 缶バッジ 日本金属学会 コースター |
授賞プログラム名 | 千変万華 電気の変わり身 |
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出展者名 | 仙台ニ華中学校 自然科学部 |
授賞理由 | スマホの充電などにも利用される「ワイヤレス給電」について自作のコイルを使って実験していました。二つのコイルを近づけたときにLEDが点灯する様子を子供たちが興味深げに見つめていました。また、「超電磁砲」では、電磁石によって小さな釘を加速して飛ばし、発砲スチロールに見事に打ち込んでいました。瞬間的に放電する必要があるため、電荷を貯める回路に使い捨てカメラを利用していたところも工夫が見られて良かったと思います。見学者の質問にも丁寧に答えていたのが印象的でした。 |
受賞者コメント |
この度は、9つもの素晴らしい賞をいただきありがとうございました。 今年は「電気」をテーマにして研究を進めましたが、特にワイヤレス給電とコイルガンは好評で、子どもから大人までたくさんの方に楽しんでいただいたことを嬉しく思います。 さらにサイエンスショーでも昨年同様、年代問わず多くの方が「おお!」「すごい!」と目を輝かせており、こちらも大成功だったと感じています。 私たちは独自性を大切にしていて、ただ既存の実験を行うのではなく、もうひと工夫加えることを意識しています。しかし「電気」というテーマは部員の中でも得意・不得意があり、試行錯誤の連続でした。でも、そんな状況だからこそ、まずは自分たちが興味を持ったこと、楽しいと思ったことを実験して、本番で多くの人に楽しさを伝える「楽しみ、楽しませる」精神を持ち、発表を無事に成功させることができたのだと思います。 今後も、安全面への配慮は忘れずに、創意工夫を凝らしながら情熱を持って研究を続けていきたいと思いますので、ぜひ来年以降の二華中自然科学部にご期待ください!あらためて、このような機会を設けていただいたこと、そして素敵な賞をいただけたことに感謝申し上げます。 |