授賞プログラム名 |
天気と火山の話を聞いてみよう!災害をVRで体験しよう!
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出展者名 |
仙台管区気象台
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授賞理由 |
本講座では、7回にわたり、すべて違う講演内容となっており気象台の業務内容と防災にリンクしたコンテンツであった。今回視聴した「ウルトラクイズ」と「火山の調査に密着」について評価した。前者では○×クイズであり、地震および気象クイズについて親子参加者が真剣にかつ楽しそうに回答を行っていた。司会者の運営と会場の一体感も素晴らしかった。後者ではサーモカメラや熱電対を持参し吾妻山大穴火口の調査した記録をドキュメンタリーにまとめており、見る側に地学アドベンチャー的興奮を与えた。また火山実験では、石膏と重曹とのりをミックスしたマグマが発泡し、紙粘土で作った火山の火口から流れ出る噴火模型であった。かなりリアルなゆっくりとした溶岩流出状況を模型サイズで再現できており、火山地形の形成を理解できることになったと思われる。今後の火山噴火に対し、どう避難するかというリアルな防災知識が得られたという点で、本賞の「人の生活にどのように関係しているか」という趣旨に合っていると判断した。気象台のほか、協力しておられた諸団体の総合力が際立っており、他の団体よりもかなり優れたプログラムであった。おめでとうございます。
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受賞者コメント |
このたびはすばらしい賞をいただき、また講座への高い評価をいただき、ありがとうございます。今回は仙台管区気象台を中心に、気象予報士会東北支部、防災士会みやぎ、仙台市の協力をいただき、7回の講座を実施しました。いずれの講座も子どもたちにわかりやすい内容とするよう努めましたが、結果として「外国人にもわかりやすい内容」との評価をいただき、スタッフ一同喜んでおります。気象台では、気象情報や防災情報が外国人のみなさんにも伝わるよう、多言語サイトや各種ツールの普及啓発を進めています。この賞を励みに、今後も活動を続けてまいります。また防災・減災サポートセンターさまに評価いただいた、火山に関する講座や実験については、今年から毎年8月26日が「火山防災の日」に制定されたことから、よりリアルさを追求しました。私たち気象台のブースが、火山防災について考えるきっかけになれば幸いに思います。
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