東北大学言語学研究室異文化交流賞

創設者名 東北大学文学部・文学研究科言語学研究室
創設日 2024/07/19
審査基準 すぐれた科学研究について、日本の文化を背景としない外国人にもわかりやすく、興味深く、親しみやすい形で出展しているか。本研究室の留学生、および留学生と日常的に接する日本人学生が審査します。
副賞 多言語版賞状と東北大学言語学研究室ツアー
授賞プログラム名 天気と火山の話を聞いてみよう!災害をVRで体験しよう!
出展者名 仙台管区気象台
授賞理由 私たちの安全な生活に不可欠な「防災」について理解を深める素晴らしい機会をいただきました。複雑な言葉に依らず、参加者が自分で実験をして科学の原理を体験できる豊富な機会が用意されていたため、まさに五感で気象を感じられるプログラムでした。外国人にとってわかりやすいばかりでなく、本イベントの主要な参加層である小さな子供たちにとっても親しみやすく面白いプログラムを提供してくださいました。
今年で20年目とのことで、長年の絶え間ない努力の蓄積が、このような充実した出展として結実したのではないかと拝察します。
受賞者コメント このたびはすばらしい賞をいただき、また講座への高い評価をいただき、ありがとうございます。今回は仙台管区気象台を中心に、気象予報士会東北支部、防災士会みやぎ、仙台市の協力をいただき、7回の講座を実施しました。いずれの講座も子どもたちにわかりやすい内容とするよう努めましたが、結果として「外国人にもわかりやすい内容」との評価をいただき、スタッフ一同喜んでおります。気象台では、気象情報や防災情報が外国人のみなさんにも伝わるよう、多言語サイトや各種ツールの普及啓発を進めています。この賞を励みに、今後も活動を続けてまいります。また防災・減災サポートセンターさまに評価いただいた、火山に関する講座や実験については、今年から毎年8月26日が「火山防災の日」に制定されたことから、よりリアルさを追求しました。私たち気象台のブースが、火山防災について考えるきっかけになれば幸いに思います。