将来の医療に役立つで賞

創設者名 東北医科薬科大学 学生広報スタッフ イベント班
創設日 2024/06/18
審査基準 ヒトの身体(からだ)仕組みは複雑ですが、その仕組みをわかりやすく説明している出典について、将来の医療にどのように役立つかという視点で評価し、表彰します。
副賞 東北医科薬科大学 オリジナルグッズ
授賞プログラム名 カレーの黄色成分の不思議な性質に触れながら薬の研究を学ぼう
出展者名 東北大学大学院薬学研究科
授賞理由 普段口にしている料理のカレーの中に、病気に有効な成分が含まれており、身近な食べ物に新しい薬の開発のヒントが隠されていることにとても興味深く感じました。これからの研究の発展や、またカレーのスパイスに限らず、他の身近な食べ物の中にもこういった医療に貢献するような成分が今後発見される可能性も考えられ、将来の医療の発展に大きな期待を感じられた内容でした。
受賞者コメント 東北大学大学院薬学研究科医薬品開発研究センターです。私たちは一つの部屋に二つの展示を設けて、「薬づくりのきっかけ」、「薬の源なる薬用植物」、「最先端の薬づくりの研究」を紹介しながら、三つの内容に関わるカレーの黄色成分「クルクミン」の不思議な性質を体験していただく実験を準備しました。日常生活の「カレー汚れの洗浄」をテーマに、化学物質の変化を誰にでも楽しく理解してもらえるよう試行錯誤しました。また、ブースに興味を持っていただいた方々が、家に帰ってからも実験を続けられる内容を考えました。クルクミンの色が変わる様子や、カレー汚れが光で消える写真に驚いていただいたことで、来場者の皆様とサイエンスの感動を共有できたことを嬉しく思います。初めての展示でわからないことも多かった中、私たちの志とも言えるタイトルの賞をいただけたことは大きな励みとなりました。この度は誠にありがとうございました。