自然との繋がりを感じられるで賞

創設者名 非営利団体 Weavely(設立準備中)
創設日 2024/06/27
審査基準 私たちと言葉で語り合うことができない自然。その豊かさ・大きさ・おそろしさをたくさん感じられる。自然のことをもっと知りたくなる。自然や他者との共生についても考えたくなる。そんな出展にこの賞を贈ります。
副賞 展示に携わった学生に1人1,000円のAmazon Gift券を謹呈させていただきます。
授賞プログラム名 “もったいない”は世界を救う?余った食材を使って草木染めをしてみよう
出展者名 東北大学大学院農学研究科
授賞理由 2つの観点から受賞者を選定しました。

観点1:自然の豊かさを感じられる
「玉ねぎ=食用」というイメージを私たちは抱いています。今企画は、日常生活の別の身近なもの、衣服、の染料にも玉ねぎを使えることが実験とポスターで示されていました。
「自然の恵みを利用する方法は1つじゃないよ。複数だよ。」ということが、身近な事例から伝わってきました。

観点2:自然や他者との共生についても考えたくなる
進行役の大学生が説明に奮闘し、小学生が前のめりになって目をキラキラさせながら仕組みを理解しようとする雰囲気にも惹かれました。
他者と共に学び、成長するためのエッセンスが見つけられたような気がしました。
受賞者コメント  この度はサイエンスデイに初めて参加させて頂き、このような素敵な賞を頂きまして、大変光栄に思います。運営の皆様方、会場に足を運んでくださった方々、賞に選んでくださった非営利団体Weavely様に、深く御礼申し上げます。
 今回、私たちは「食品の利用」をテーマに、タマネギの皮から抽出した色素を使った布染め体験を考えました。世界の貧困や食糧廃棄の問題は農学領域が取り組むべき重要課題であり、東北大学農学研究科では廃棄される食料資源の利用を目指した研究も行っています。そういった最先端の農学研究の根幹にある”アイデア”を、日々研究に取り組む大学院生たちの言葉で子どもたちに伝えたい、という思いで体験プログラムを考えました。
 当日は、多くの子どもたちや保護者の方々が目を輝かせながら大学院生たちのお話を聞いて、たくさん質問してくださり、とても嬉しく思いました。東北大学農学研究科では、これからも地域の皆様と共に、“食の未来”を考えていきたいと思います。