東北大学工学研究科創造工学センター賞

創設者名 東北大学工学研究科創造工学センター長 山口 健
創設日 2024/07/04
審査基準 科学技術や工学の次世代への理解促進を目的に、地域に根ざして実践されている取り組みを対象とします。
特に、工学が社会の発展を支えていることや工学研究が自分たちの夢を実現するワクワクする営みであることを伝えている取り組みを高く評価します。
副賞 東北大学工学研究科・工学部 創造工学センター及び関連研究室ツアー 招待券
授賞プログラム名 千変万華 電気の変わり身
出展者名 仙台ニ華中学校 自然科学部
授賞理由 今年は「電気」をテーマにしてさまざまな研究や実験を行ったことを紹介していました。対象年齢も、小学生以下の子供たちにもわかるように配慮した面白い実験が多く紹介されていました。時間を決めて行っていた実験は、時計反応など子供たちが不思議に思い、科学に興味を持つようなものをサイエンスショーにしてわかりやすく説明していました。
受賞者コメント この度は、9つもの素晴らしい賞をいただきありがとうございました。
今年は「電気」をテーマにして研究を進めましたが、特にワイヤレス給電とコイルガンは好評で、子どもから大人までたくさんの方に楽しんでいただいたことを嬉しく思います。
さらにサイエンスショーでも昨年同様、年代問わず多くの方が「おお!」「すごい!」と目を輝かせており、こちらも大成功だったと感じています。

私たちは独自性を大切にしていて、ただ既存の実験を行うのではなく、もうひと工夫加えることを意識しています。しかし「電気」というテーマは部員の中でも得意・不得意があり、試行錯誤の連続でした。でも、そんな状況だからこそ、まずは自分たちが興味を持ったこと、楽しいと思ったことを実験して、本番で多くの人に楽しさを伝える「楽しみ、楽しませる」精神を持ち、発表を無事に成功させることができたのだと思います。

今後も、安全面への配慮は忘れずに、創意工夫を凝らしながら情熱を持って研究を続けていきたいと思いますので、ぜひ来年以降の二華中自然科学部にご期待ください!あらためて、このような機会を設けていただいたこと、そして素敵な賞をいただけたことに感謝申し上げます。