東北大学大学院医工学研究科長賞

創設者名 東北大学大学院医工学研究科長 西條 芳文
創設日 2025/06/13
審査基準 東北大学大学院医工学研究科では、工学と医学のふたつの学問に立脚し生命の神秘に触れながら革新的な医療技術を生み出し人類の社会福祉に貢献する独創的な研究活動を行っています。そこで本研究科では、高校生以下の個人・団体を対象に、日々の生活に希望や喜びをもたらす独創的で優れたプログラムに賞を贈ります。
副賞 アースクロック(時計)
授賞プログラム名 化学ってキレイ!光る世界にいざチャレンジ!!
出展者名 宮城県多賀城高等学校 SS科学部
授賞理由 暗くした教室に浮かび上がるルミノール反応の美しい発光がとても印象的で、参加した子どもたちに科学への興味や好奇心を抱かせる素晴らしい内容でした。子どもたちが説明を聞きながら自分の手で実験に取り組めるように、教室のレイアウト・実験の準備・説明の仕方がとてもよく工夫されていると感じました。
受賞者コメント この度は、4件の名誉あるアワードをいただき、ありがとうございます。今年度は化学発光の講座プログラムを企画し、ルミノールの発光実験をメインに、原理の説明、実用例の紹介(血痕査の疑似体験やケミカルライトなど)を行いました。本プログラムでは「参加者体験型」「実験の安全性」「感動や気付きの共有」の3つを柱としました。子どもたち自身に実験してもらうことで五感で科学を体験してほしい!と考え、実験器具に水筒を採用するなど、安全に発光が観察できるよう工夫を重ねました。実際にルミノールの青い発光を見た子どもたちが「わぁ」と惹き付けられる姿を見た際、来場者の方々と「感動」や「気づき」を共有できたと感じ、部員一同うれしく思いました。最後になりましたが、来場者の方々や事務局、審査員の皆さまに心より感謝申し上げます。今後も、地域の方々へ「科学の魅力」を伝えていけるよう、励んでいきたいと思います。