創設者名 | 東北大学 バリューデザイン教育センター長 森谷祐一 |
---|---|
創設日 | 2025/06/21 |
審査基準 | 本賞では、科学を通じた取り組みが「新たな価値を生み出す力(バリューデザイン)」や「自ら課題を見つけて行動する力(アントレプレナーシップ)」につながっているかどうかを評価の基準とします。特に、制作物に新しい視点や機能が取り入れられていること、身近な課題に対して自ら気づき、工夫しながら挑戦している姿勢、さらに来場者が「自分もやってみたい」と感じられる魅力的な内容であることを重視します。加えて、図や模型、実演などを活用したわかりやすい説明、身近な素材を活かした独創的なアイデア、そして探究心や知的好奇心が伝わってくる展示も評価対象となります。科学の力によって未来に新しい価値を創出しようとする意欲と姿勢を、何よりも大切にします。 |
副賞 | バリューデザイン便利グッズ |
授賞プログラム名 | 身近な疑問がいーっぱい!「発電」って面白いを感じてね |
---|---|
出展者名 | 仙台青陵中等教育学校 科学部 |
授賞理由 | 仙台青陵中等教育学校 科学部の展示「身近な疑問がいーっぱい!『発電』って面白いを感じてね」は、科学を通じた価値創造と探究の優れた実践でした。「発電」という高度な概念を、子どもから大人まで楽しめる体験型ブースで提示し、来場者を「疑問」から「体験」、そして「発見」へと導く工夫が凝らされていました。この展示は、日常の電力・エネルギー課題に対する問いから試行錯誤を重ねて構築されており、まさに「課題発見から価値創造へ」というバリューデザインの模範例です。また、来場者の好奇心を引き出す構成と、対話的な説明スタイルは、科学への共感と「自分もやってみたい」という意欲を促進していました。今後も「未来を共に創る」科学展示としてのさらなる発展が期待されます。 |
受賞者コメント |
今回私達は、6つのブースに区切り、それぞれのブースを通して、発電に対する理解を深めることを目的としました。 私達仙台青陵科学部は、子供から大人にかけて、身近な「ぎもん」や「ふしぎ」から、科学のおもしろさを知ってもらうということをコンセプトにし、ブースを立ち上げました。 これからもより多くの人に、身近には「ぎもん」がいーっぱいあること、またそれを理解することは楽しいということを伝えていきたいと思っています。 最後に、サイエンスデイに関わる全ての方々にこの場をお借りして御礼申し上げさせていただきます。 この度は本当に、ありがとうございました。 |