創設者名 | 東北大学 金属材料研究所長 佐々木孝彦 |
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創設日 | 2025/07/22 |
審査基準 | 科学の⾯⽩さを伝えるときに⽋かせないのは、⾃分⾃⾝がその取り組みを楽しんでいるかどうかだと思います。審査基準・対象は、得られた結果をじっくり考察し、研究のオリジナリティが発揮されているかに加え、ここが⾯⽩い!と精⼀杯伝えようとしている中⾼⽣・⼤学⽣です。出展者のワクワクが最も伝わってくる団体を表彰します。 |
副賞 | 東北⼤学⾦属材料研究所のオリジナルグッズ |
授賞プログラム名 | 同じ形のピースだけで不思議な立体が作れるって本当?Let’s Play with Symmetry! |
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出展者名 | 宮城県泉館山高等学校DXLab |
授賞理由 | 今回の授賞となった泉館山高校DXLabの皆さんは,多くの参加者の方々と1対1で丁寧に1枚の平面の紙から多面体に折り曲げて組み立てる方法を説明していました.一見単純な作業のようですが,1個がきれいに出来上がり,複数がぴたりと組み合わさるときの感動は,「ものを作る」ことの楽しさの初めの一歩になるものです.金属材料研究所賞は,出展者自身が楽しんでいること,ここが面白いと精一杯伝える姿勢を評価します.参加者に手を動かしてもらうこと,一見単純で単調な作業のようで正確性が組み立てには必要なこと,そして丁寧,熱心に出展者自身も面白いと思いながら説明していたこと,いずれも「ものづくり」の原点として本賞の授賞にふさわしいものです. |
受賞者コメント |
このたびはこのような素敵な賞をいただき、誠にありがとうございます。今回は多面体を通して数学の楽しさ、不思議さを感じてもらうことを目的に出展しました。今年が初出展だったので、当日になるまで不安でいっぱいでした。しかし、参加者の方々がとても面白そうに多面体を制作しているのを見て、私たちも楽しみながらサポートすることができました。多面体については簡単なものから複雑なものまで幅広く用意し、一つずつステップアップしながら挑戦できるようにしました。 また、同じ形のピースだけで綺麗な立体が組み上がっていく不思議さを感じられるように設計しました。最後になりますが、暑い中私たちの出展にお越しいただいた皆さん、サイエンスデイの運営をしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。これからも皆さんに「数学って面白い!」 と感じていただけるような活動を続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。 |