JRC創意工夫賞

創設者名 日本無線株式会社 東北支社長 田中 裕史
創設日 2026/07/28
審査基準 創意工夫は無限にあり、自然現象の原理を見極めてこれを創造しながら、無限に応用することは科学技術の発達には重要な考え方です。
科学技術の成り立ちと、その技術の応用事例などについて分かり易く説明している出展について評価します。
副賞 日本無線「JRC」製オリジナルAM/FMラジオキット
授賞プログラム名 宇宙天気って何?宇宙天気予報を体験してみよう!
出展者名 国立研究開発法人情報通信研究機構
授賞理由 情報通信研究機構(NICT)さんの展示では、日常での電波を使った無線通信と自然現象であるの太陽の活動との影響などをわかりやすく説明していました。
地球上の人々は太陽の恵みを受けて生活しておりますが、ときに太陽活動が変化して、「太陽フレア」などが発生するとオーロラが発生することは知っている人も多いと思いますが、電波の自然現象を利用した船舶・航空の遠距離通信とか、GPSなどに一時的に影響することもあります。
これらの太陽活動の変化による社会生活への影響は太陽活動が事前にわかることで対応がきることもあります。NICTさんでは天気予報のような、太陽活動などの「宇宙天気予報」を提供して早期の対応ができるよう説明をしておりました。
今年からNICTさんで参加した展示ですが、ちょうど太陽の活動も2025年から2026年にかけては太陽の黒点が増減する11年周期の活動が活発になる時期でもあります。展示では太陽や地球の様子をデジタル地球儀「ダジックアース」で観察する工夫と、さらにバーチャル空間「みなっぱ」に入り込み、バーチャル空間で「宇宙天気予報」について学びクロスワードクイズを解くアイディアで参加者の興味を持つ工夫をしていました。
このプログラムでは電波の性質などがわかり、科学技術に興味を持つきっかけになる内容で、説明の工夫があってわかりやすく「創意工夫」が見られましたので、本賞を贈ります。
受賞者コメント このたびは、JRC創意工夫賞を賜り、大変光栄に存じます。
情報通信研究機構(NICT)は今回初参加し、レジリエントな情報通信インフラの実現に貢献する研究成果を4つの体験ブースで紹介しました。
太陽活動は人工衛星の運用やGPSによる位置測位、通信・放送などインフラに影響を及ぼすことがあります。NICTでは、太陽フレアなどに起因する宇宙環境の変動である「宇宙天気」を観測し、その影響を予測する「宇宙天気予報」を24時間365日体制で提供しています。今回は、デジタル地球儀「ダジック・アース」を使った太陽活動の紹介に加え、宇宙天気予報会議をバーチャル空間で体験しながら謎解きに挑戦する企画を実施しました。来場者の皆さまに宇宙や科学技術への関心を持っていただくとともに、「宇宙天気予報」の役割や重要性への理解を深めていただけるよう工夫した取り組みを評価いただき、大きな励みとなっております。
今後も、研究開発と情報発信に取り組んでまいりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。