東北大・多元研・賞

創設者名 東北大学多元物質科学研究所 所長 村松 淳司
創設日 2015/06/14
審査基準 科学や技術を、小学生、中学生に、最も分かりやすく説明あるいは体験させた団体に贈ります。子どものときから科学や技術に興味をもつことはとても大切です。それ以上に、興味をもってもらう努力をすることの方がもっと大切です。そうした先進の取り組みをした団体を表彰したいと思います。
副賞 多元研オリジナル物品です。
授賞プログラム名 「玩具」から広がる世界~トイ・サイエンス2015~
出展者名 仙台二華中学校 自然科学部
授賞理由 中学生が来場者と同じ目線で展示をしていました。特に、身近な玩具に科学的な目を向けて、とても興味をそそる展示方法をとられていて、手作り感や素朴さとともに、非常に斬新でオリジナリティを感じました。手製のコマと持ち帰りなど、来場者の心をくすぐる演出にも舌を巻きました。一昨年、昨年と出展し、かつ違う内容の展示をされていて、その奥行きの深さも十分に感じましたし、常に来場者でにぎわっていました。今後、より一層のご活躍を祈念します。
受賞者コメント 今年度も,このようなすばらしい賞の数々をいただき,誠に嬉しく感じています。今年は,「身近な玩具」をテーマに研究発表を行いました。大きなテーマは決まったものの,どんなおもちゃの原理を研究するかを決定するまでが大変でした。私は、3D映像を担当しました。自分でその原理を理解するのに苦労したのですが,さらに大変だったのはそれをわかりやすくお客さんに説明することです。はじめは,説明するだけで大変でしたが,回を重ねるごとに、少しずつ慣れてうまく説明することができるようになりました。初の物理系の研究発表だったこともあり,少々不安に感じていましたが8つの賞を受賞することができました。部員一人一人の日頃からの努力の成果がみなさんに認められ,大変嬉しく思います。これからも、この受賞を励みに,部員一同努力していきたいと思っております。評価してくださったみなさん,いろいろと支えてくださったスタッフの方々に感謝したいと思います。ありがとうございました。