東北大学文学研究科と植物園では、恒例の「東北大学市民オープンキャンパス 紅葉の賀」を11月3日の文化の日に開催いたします。ここ数年間は新型コロナウイルスによる行動制限が余儀なくされておりましたが、昨年は以前の企画をさらに充実させ、260名ほどの方がご参加くださいました。今年も、自然のたくましさ、美しさを実感しながら、秋の一日を私どもと一緒にお楽しみいただきたく、お出でをお待ちいたしております。
会場となる本学の植物園は、仙台城の後背地青葉山を中心とする約50万㎡の区域を有し、天然記念物に指定されているモミの原生林など、自然植生がよく保存されていることで知られています。園内には世界各地から集めた約200種類のヤナギが栽培され、モミジも植栽されていて、この時期には美しい紅葉を鑑賞することができます。また、園内や文学研究科のある川内南キャンパスには、鎌倉時代の石碑と街道跡、江戸時代の仙台城趾など、歴史の遺構も豊富に残されています。
植物園の紅葉をながめ、講演と箏や弦楽器の演奏を聴き、野点と俳句を楽しみながら、深まり行く秋の一日を、豊かなお気持ちでお過ごしいただければ幸いでございます。
皆様にはぜひ御参加くださいますよう、また、御興味をお持ちの方々にも声をおかけくださいますよう、ここに御案内申し上げます。
開催要領:
日時 2024年11月3日(日) 9:00~15:30(時間帯は変更の可能性あり)
会場 午前の部 東北大学植物園・午後の部 文学部第1講義室
*植物園の駐車場をご利用いただけますが、限りがございますのでできるだけ公共交通機関でお越しください。
対象 市民・教職員・学生等、
参加 (聴講・投句)無料、事前申込不要(ただし、ガイド付き散策のみ要事前申込)
主催 東北大学大学院文学研究科・東北大学植物園
*荒天の場合は中止の可能性があります。
詳細のご案内は、9月下旬をめどに、東北大学文学研究科HPで公開いたします。
https://www.sal.tohoku.ac.jp/
昨年の様子は以下に掲載されております。
https://www.sal.tohoku.ac.jp/jp/news/detail---id-2543.html