【宮城教育大学・ひらめき☆ときめきサイエンス】ニュートリノでひも解く宇宙の謎

【宮城教育大学・ひらめき☆ときめきサイエンス】

ニュートリノでひも解く宇宙の謎
　～神岡の地下1,000メートルで捕まえる究極の光～

　2015年のノーベル物理学賞に選ばれた研究であるニュートリノ振動は、ニュートリノに質量がある証拠です。しかし、なぜニュートリノに質量があるのか、重さはいくらなのかは未だに謎です。この謎は宇宙に物質だけが残った謎とも関係していることがわかってきました。これらの謎をひも解くために、神岡鉱山の地下深くで研究しているカムランド実験が、液体シンチレータを使って究極の微かな光を観測しています。本プログラムは、液体シンチレータや霧箱を使った実験、自然放射線の観察、そしてカムランドに代表される最先端のニュートリノ実験の現場で研究をしている研究者の話を通して、宇宙に物質だけが残った謎について考察してみます。

9:30 - 10:00    受付・集合(場所:2号館入口で受付後、物理学第一実験室に集合)
10:00 - 10:15    開講式(あいさつ、自己紹介、オリエンテーション、科研費についての説明)
10:15 - 11:00    講義「ニュートリノでひも解く宇宙の謎」
11:00 - 11:10    休憩
11:10 - 12:00    ネット見学「カミオカンデ・カムランドを見学しよう」
12:00 - 13:00    昼食
13:00 - 14:30    実験①「液体シンチレータを作ってみよう」
14:30 - 15:00    クッキータイム・ディスカッション
15:00 - 16:30    実験②「霧箱をつかって邪魔者を見つけよう」
16:30 – 16:40 　休憩・後片付け
16:40 – 17:00　 閉講式(アンケート記入、未来博士号授与)
17:00   解散