2011年の東日本大震災で発生した津波、そしてその後の復興工事によって沿岸部の植生は大きな影響を受けました。環境を回復するために、植物研究者や植物愛好家は、植生、生態系の回復や希少植物の保全のための取り組みを続けてきました。植物を利用して津波による塩害からの回復を図る試みも進められています。
本公開講座では、震災から7年以上に及ぶこれまでの取り組みを紹介し、植物の力を借りた自然環境の保護、植物研究が社会に果たす役割について考えてみます。
http://bsj.or.jp/bsj83/koukaikouen.html