宮城教育大学 ひらめき☆ときめきサイエンス
「音声会話も手話もできない人と話をするには どうしたらいいでしょうか?」
★説明★
音声を発することができない人でも手話を使うことで意志の交換をすることができることはよく知られています。しかし、手が自由に使えないために手話を利用できない場合はどうしたらよいでしょうか。そのような場合でも、なんらかの意思伝達補助装置を使うことで周囲の人たちとコミュニケーションをすることができるようになります。約束を決めておけば、ブザー音のような合図を使うことで情報を伝えることができます。また、録音(あるいは合成)した音声を出力できる補助装置を使うことでも意志の伝達の可能性が広がります。
この教室では、①ブザー音で合図を出す装置、②音声発生補助装置と似た仕組みを持ったメッセージ装置(メッセージカード)、③自分の音声を録音・再生する簡易型のコミュニケーション補助装置を実際に製作します。意思伝達補助装置の必要な理由に関する講義(説明)と自分で製作した装置を使って実際に実習で使って試しながら、補助装置を使った意思伝達の方法について学びます.教室全体を通して、コミュニケーション障がいのある子供達に対する意思伝達補助装置の開発の必要性と特別支援を必要とする人たちと共存する社会のあり方について考えていきます。
★開催日時★
平成26年10月4日(土)
★開催場所★
宮城教育大学 理系第二学生実験室
http://www.miyakyo-u.ac.jp/about/campus/ct2.html
★スケジュール★
9:30~10:00 受付(宮城教育大学 理科実験棟理系第二学生実験室)
10:00~10:15開講式(挨拶,科学研究費の説明,オリエンテーション)
10:15~11:00講義1「音声を出せず手話もできない人とコミュニケーションすることはできるでしょうか?」
11:00~11:10 休憩
11:10~12:00 実習1「スイッチ操作で動く簡単な意思伝達装置の製作とそれを使ったコミュニケーションの体験」
12:00~13:00 昼食
13:00~14:00 実習2「代替音声の発生機能(VOCA)を持った補助装置の製作とそれを使ったコミュニケーションの体験」
14:00~14:10 休憩
14:10~14:30 講義2「代替コミュニケーション補助装置の必要性と可能性」
14:30~14:40 休憩
14:40~15:10 意見交換(クッキータイム)「代替コミュニケーション補助装置について考える」
15:10~15:20 休憩(アンケート記入)
15:20~15:30 閉講式(未来博士号の授与)
15:30 終了・解散
★注意★
小学生は保護者同伴とします。参加対象者の昼食は用意しますが、付き添いの保護者の昼食に関しては実費の負担をお願いします。
★問合せ・申し込み★
所属・氏名 : |
宮城教育大学 技術教育講座 水谷 好成(みずたに・よしなり) |
住所 : |
〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉149 |
TEL番号 : |
022-214-3468(水谷)
不在の場合 022-214 -3931(ひらめき☆ときめきサイエンス担当)
*TELでは問い合わせのみに対応します。
申込みは指定の用紙に記載の上、E-mailまたはFAXをご利用下さい。 |
FAX番号 : |
022-214-3468(水谷) |
E-mail : |
mizu@staff.miyakyo-u.ac.jp |
申込締切日 : |
平成26年9月19日(金) |
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