「第10回『科学と社会』意見・交換交流会」参加申込み者の皆様へ
平素より私どもの活動に対する多大なるご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
NPO法人 natural science の大草芳江です。
このたび、宮城県からの委託事業の一環として3月7日に開催を予定しておりました
「第10回『科学と社会』意見・交換交流会」は、本事業の委託元である宮城県から、
新型コロナウイルス感染防止対策のため、【中止】との指示が昨夜ございました。
せっかくご参加をお申込みいただきましたところ大変申し訳ございませんが、
ご理解を賜りたくお願い申し上げます。
本事業については大変残念ながら開催中止という結果になりましたが、
また次年度に日程を改めて開催を予定しておりますので、
ぜひまたご参加をご検討いただけましたら幸いです。
このたびは大変申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
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「科学と社会」意見交換・交流会とは、「科学と社会」をテーマに、毎回、各界から多彩なゲスト(科学者、実業家、行政関係者、作家など)を迎え、宮城の美味しい日本酒を交えながら、ざっくばらんに議論するニュータイプのサイエンスカフェです。
「科学と社会」についての捉え方は、立場によって異なります。議題は、ゲストが「科学と社会」をどのように捉えているのかからスタートし、その切り口から、ゲストと参加者同士で活発な議論を行います。明示的な落とし所をつくることが主目的ではなく、様々な立場の方にご参加いただくことによって、「科学と社会」の現状を浮き彫りにすることを主な目的としています。
※これまでの開催報告は、以下ページをご覧ください。
http://www.natural-science.or.jp/communication/science_and_society/
第10回目となる今回のゲストは、「ひとめぼれ」「蔵の華」「ササニシキBL1~8号」「ゆきむすび」「金のいぶき」「だて正夢」など、宮城県が誇る人気ブランド米の生みの親である、元・宮城県古川農業試験場場長の永野邦明さん(東北福祉大学感性福祉研究所特任教授)です。初の玄米食専用品種として大きな注目を集める「金のいぶき」の開発秘話とその社会的インパクトについて、永野さんから「『金のいぶき』が拓く新しい玄米食の世界」と題して講演いただきます。※ 希少な「金のいぶき」純米酒もご用意いたします。
「科学と社会」にご興味がある方なら、どなたでもご参加いただけますので、ぜひ奮ってご参加ください。
永野 邦明 (ながの くにあき)
1958年、宮城県生まれ。1981年、北海道大学農学部農学科卒業。2014年、東北大学大学院農学研究科博士号取得(農学博士)。1981年、宮城県採用。2016年、宮城県古川農業試験場場長。2019年、宮城県を定年退職。2019年、東北福祉大学感性福祉研究所特任教授、現在に至る。宮城県古川農業試験場や農林水産省北海道農業試験場において、「ひとめぼれ」「まなむすめ」「蔵の華」「ササニシキBL1~8号」「たきたて」「ゆきむすび」「東北194号」「金のいぶき」「だて正夢」「おぼろづき」等の水稲品種の育成(計33品種)や水稲の耐冷性、耐病性、食味品質、葯培養に関する研究に長年携わる。2000年、河北文化賞受賞。