「もし天」は、6泊7日の合宿形式で、高校生の皆さんに天文学者になりきってもらうイベントです。
応募時に「私が知りたい宇宙の謎」という題で800字程度の作文を提出してもらいます。この内容を「もし天」スタッフが審査し20名の受講生を選抜します。作文の内容と事前に行うアンケートの結果をもとに、20名の受講生を4人1組の研究グループに分けます。そして、グループ毎に宇宙の謎に挑む研究テーマを立案してもらい、謎を解くために仙台市天文台の1.3mひとみ望遠鏡を使用して観測を行ってもらいます。その後、観測データの解析、グループディスカッション、研究成果をまとめて発表するという、本物の天文学者と同じ研究活動を行ってもらいます。イベント最終日には仙台市民と天文学の専門家を交えた聴衆の前で、研究成果を発表する舞台が用意されています。この7日間のイベントを通して、自分で課題を設定し、それを自分の知識を総動員して解いていくという、本来の意味での「考える」事をやってもらいます。既知の事柄を学習し、答えがある問題を解く高校での「勉強」と、既知の事柄を応用し、答えが未知の事柄を説明する「研究」の違いを実感し、理系科目の面白さがわかるイベントになっています。
興味が出た人は、下記のもし天ホームページへGO!!参加申し込みもそこでできます。
https://www.astr.tohoku.ac.jp/~hken/MosiTen/Welcome.html