生体や食品中の色素は化学構造によって光特性や化学反応性が異なります。たとえば,皮膚に存在する褐色~黒色のメラニンは紫外線を吸収することで光保護作用を発揮しますが,ある条件で光と活性酸素が共存すると退色します。また,分光法のひとつである電子スピン共鳴法によって,メラニン自身が活性酸素を消去する機能を見出しました。体や食品に含まれる色素の中には蛍光性を示すものもあります。電磁波を利用した実験や光計測をとおして生命活動にかかせない色素の役割を多面的に考えましょう。
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