国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の職員有志とその仲間達によるアマチュア無線記念局を、今年も公開運用します。今年は、土星型原子モデルの長岡半太郎博士も滞在した、NICTに残る最古の研究拠点「平磯太陽観測施設」(茨城県)の100周年と、「電波時計の源」標準電波JJYの開局75周年を記念する局です。また現NICT本部内に1969年に建てられ、今年限りで解体される旧宇宙開発事業団(現JAXA)衛星試験棟をご紹介します。同棟は国産初の実用衛星等の開発試験に使用され、八木・宇田アンテナの宇田博士の子息により建てられた世界初のフェライト製電波暗室がありました。当日は電波を使った実験もお楽しみに。