東北大学災害科学国際研究所では,東日本大震災を中心に国内外の災害について「様々な学問」を用いて研究に取り組んでいます.「様々な学問」とは,地震学,地質学,土木工学,などとの自然科学のほか,心理学,社会学,経済学,歴史学,民俗学などの人文・社会科学のほか,医学や情報学といった複合科学などのことです.「災害」をきちんと理解し,それに備えるためには,このように「様々な学問」からの研究・解明・発明が必要になります.この講座では「様々な学問」から見た災害を東北大学災害科学国際研究所の研究者が"わかりやすく"紹介します.
10:00 ~ 10:50 「『災害のカガク』ってナニ?」 佐藤翔輔助教
11:00 ~ 11:50 「気仙沼の土地はどうやってできた?-気仙沼大川がはこぶ砂と泥-」 丹羽雄一助教
13:00 ~ 13:50 「地面をほって発見する、おおむかしの地震と津波」 石村大輔助教
14:00 ~ 14:50 「2004 年インド洋津波から10 年:今はどうなっている?気仙沼もこうなる?」サッパシー・アナワット准教授
15:00 ~ 15:50 「気仙沼の『災害の歴史』をさぐる」 川島秀一教授