泉ヶ岳は、仙台市街地から車で1時間、四季を通じて登山やスキーなどが手軽にできる山として市民に親しまれています。その泉ヶ岳は、今からおよそ100万年前までは、激しい噴火活動をしていた火山の1つでした。かつての泉ヶ岳火山から噴出した火砕流堆積物の地層と思われる「火山れき軽石凝灰岩」を、指で何度も水洗いすると残渣が得られます。その残渣を双眼実体顕微鏡でのぞいてみると、マグマの創った“まるで宝石のような”結晶がたくさん見えてきます。ハンマーの代わりにツマヨウジを使って、顕微鏡の世界で宝さがし(鉱物採集)をはじめましょう。参加者全員に仙台二華高地学部特製の「鉱物収納ホルダー」をプレゼントしますので、採集した宝もの(鉱物)は持ち帰ることができます。