海に囲まれ、四季に恵まれた日本は、深刻な災害とくらしの再生、自然との共生を歴史に刻んできました。
科学技術の発展した現在では、世界最先端の自然災害科学研究が進められています。
優れた知識や技術は、大災害によって大きなダメージを与えられた人々のこころ、人と人との関係、そして社会を再生させるための大きな助けになります。
しかし、それだけで十分でしょうか?科学や技術は何を目指して発展するのでしょうか?
20年後、30年後、わたしたちは何に幸せを感じ、どのような社会を求めているでしょうか?
それぞれの立場で震災後5年間を振り返り、本当の豊かさ、私たちが残したい未来の社会について考えます。
(終了後、福島の現状とその「光と影」を伝える、実話に基づいた短編アニメーション「未来への手紙~この道の途中から」を上映します。)
※本フォーラムは『
サイエンスアゴラ』の一環として行われています。