石巻市雄勝町や登米市登米町などで産出され、硯や石盤、建築屋根スレートに用いられる玄昌石が、昨年「宮城県の石」に認定されました。宮城県や岩手県南には、この石を屋根材に用いた民家がなんと、2000棟以上も存在していることをご存じでしょうか?
この講座では、地理情報システムによるマップを用いて、スレート民家の分布状況を眺め、その歴史について学びます。
また、日本一の石盤葺き職人・佐々木信平さん(2017 旭日双光章)のご協力を得て、実際の石材を触ったり、どのように外装に葺くのかを体験的に学ぶことができます。