サイエンスマップ~光編~の体験型プログラムとして、人体が発するバイオフォトンの測定を実演します。バイオフォトンとはあらゆる生物が発している光です。可視光の波長ですが、非常に弱いので眼で見ることはできません。超高感度な光検出器を使うと、人体の発光を測定することができます。熱を測定するサーモグラフィーとは異なり、生体で発生した活性酸素という反応性の高い酸素分子の化学反応による発光です。たとえば、紫外線が皮膚に当たると活性酸素が発生し、生体は「酸化ストレス」という状態になります。それが発光につながります。東北工大電気電子工学科小林研究室では、バイオフォトンの画像化と、その医学や美容への応用について研究を行っています。