名称 |
科学技術の地産・地消レストランの試食会(試行実施)
はじきの法則ではじめる物理シミュレーション~力学編~
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内容 |
物理学は自然現象を観察して、ニュートンの運動方程式やマクスウェルの方程式などの現象の核となる物理法則を導きだすことを目的に学問として深められてきました。この物理法則は数多ある自然現象を説明することができ、まさにこの世の原理として存在します。学校教育の現場では物理法則を学び、様々な現象にアプローチしていくという学習をします。学校教育を受けていた私高橋は、『本当に法則通りの現象になるのだろうか』という不安を常日頃感じていました。同じように問題意識を感じているかたも少なくないと思います。
私高橋は物理法則から自然現象を再現することができれば、胸を張って法則通りの現象がおきることが言えるのではないかと考えました。物理法則から自然現象を再現する、これはまさに物理シミュレーションなのです。さて、物理シミュレーションは一見、なんだか難しそうと感じるかもしれません。しかし、表題にあるように小学校のときに学んだはじきの法則さえ使いこなせれば多くの自然現象にたいして物理シミュレーションができます。みなさまも自然現象を再現することによって、実感をもって物理法則を理解していきませんか?
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目次 |
タイトル |
目的 |
内容 |
第0章プログラミングの基礎 |
物理シミュレーションをするために必要なプログラミングの基礎を修得する |
Javascriptを通して、プログラミングの基礎を学ぶ |
第1章物理実験室の構築 |
物理シミュレーションをするための環境の構築をする |
仮想物理実験室の要素であるコンピュータ・グラフィックスやグラフ描画等を学ぶ。 |
第2章運動の記述 |
運動を記述するのに必要な位置速度加速度を理解する。また、物理シミュレーションで再現できるようになる。 |
運動を記述するための理論的な取り扱いと計算の考え方。 |
第3章物理現象に対するアプローチ |
運動方程式を学習して、力の作用により生じる運動を数値計算により計算できるようになる。 |
運動方程式の理解。様々な現象にアプローチする。 |
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主催 |
特定非営利活動法人 natural science |
共催 |
東北大学カタールサイエンスキャンパス |
講師紹介 |
高橋 佑生(所属 東北大学工学部情報知能システム総合学科2年)
高校時代電磁気学や水面波の現象を問題は解けるが、現象をイメージができませんでした。理解しているのか理解していないのか不安でした。これを克服するために物理シミュレーションを学びはじめました。
藤原 脩(東北大学大学院情報科学研究科応用情報科学専攻 博士課程前期2年)
最新のウェブ技術にはさまざまなものがあり、それを簡単に使いこなせることを知っていただくとともに、ウェブアプリケーション開発の面白さをお伝えできればと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。 |
日時 |
平成27年3月27日(金) 09:00~17:00 |
場所 |
東北大学・カタールサイエンスキャンパスホール(仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-04 管理棟1F) |
対象 |
小学校4年生~中学生・高校生・大学生
(※難易度が少し高いので、小学生は相当やる気のある方のみ。) |
人数 |
50人 |
費用 |
無料 |
受講条件 |
1.物理シミュレーションに興味のあるかた(プログラミングの基礎から指導します。)
2.PC持参(windows7,windows8.0,windows8.1,MacOS10.7以上)
*下記ソフトウェアを事前にインストールのこと(いずれもフリーソフトウェアです)
<ウェブブラウザ>
Google Chromeの最新版(2/26(木)時点でバージョン40が最新)
<テキストエディタ> サクラエディタ(Windowsの場合)
CotEditor(Macの場合)
*今回使用するライブラリ
three.js: http://threejs.org
jqplot: http://www.jqplot.com/ |
その他特記事項 |
・本講座は科学技術の地産・地消レストランの試食会(試行実施)として実施されます。
・イベント当日に撮影した写真を報告書やHP等に使用させていただきますので、予めご了承ください。 |