学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ(提案機関:宮城県、運営機関:NPO法人 natural science、コーディネーター:大草芳江)では、「科学・技術の地産地消」と銘打ち、地域の資源が教育的価値として還元される循環づくりを目指しています。そのための土壌づくりの一環として、地域の特色を科学を切り口に可視化する「ミニサイエンスデイ」を県内各地で開催しており、今回初めて気仙沼エリアで「サイエンスデイ in 気仙沼」を9月6日(日)に開催しました。
「サイエンスデイ in 気仙沼」では、気仙沼ゆかりの企業や大学・研究所、学校など15団体にご出展いただき、気仙沼ならではの科学や腕自慢の技術を体感できるプログラムを、596人の親子連れらに体験いただきました。当日は、心配していた朝からの雨もやみ、おかげさまをもちまして盛況のうちに無事開催することができました。参加者からは、「子どもと一緒に実験などをする機会がないため、とても楽しく参加することができた。子どももとても楽しんでいた」(40代女性)、「一色には色々な色が混ざっていることがわかった」(8歳女子)、「エンジンの組み立てをまたやってみたい」(8歳女子)といった声があり、また参加者アンケート(n=35)からも「とても楽しかった(80%)」「まあまあ楽しかった(20%)」といった結果が得られるなど、参加者からの高い満足度を得ることができました。
なお、本イベント実施にあたり、共催の宮城県からは、気仙沼地方振興事務所(渡辺達美所長、地方振興部)に、地域の窓口として地元団体紹介等のお力添えいただきました。また、後援の気仙沼市(菅原茂市長、震災復興・企画部)からは、市長からの応援メッセージ寄稿や開会式市長挨拶のご協力、市政だより掲載によるイベント周知にご協力をいただきました。同じく後援の気仙沼市教育委員会には、会場借用からイベントの企画調整、開会式での教育長挨拶、イベント周知のため気仙沼市立の全幼稚園・小学校・中学校への全児童・生徒分チラシ配布まで、様々なご協力を賜りました。なお、南三陸町教育委員会にも、南三陸町町立の全小・中学校への全児童・生徒分のチラシ配布にご協力いただきました。さらに、協賛の気仙沼・本吉異業種交流会 リアス・アクティブ21(高橋和志会長)からは協賛金のご支援と、会員による出展でご協力を賜りました。このほか、宮城県高等学校理科研究会(小田浩一会長)や宮城県高等学校文化連盟本吉支部(気仙沼高校 小山淳校長)からは高校への出展案内でお力添えをいただきました(敬称略)。本イベント開催にあたり、多大なるご理解とご協力を賜りました出展者及び関係者各位に心より感謝申し上げます。
これからも知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造にむけて、「科学・技術の地産地消」を推進して参りたいと存じます。どうぞ今後とも皆様のご理解・ご協力の程よろしくお願い申しあげます。
名称 | 学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ in 気仙沼 |
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日時 | 2015年9月6日(日)9:45~16:00 ※ 9:45~10:00 開会式(気仙沼市長挨拶/代理挨拶:気仙沼市教育委員会 白幡勝美教育長) |
会場 |
気仙沼中央公民館2階・3階(宮城県気仙沼市魚市場前1-1(旧気仙沼河北新報社ビル))、 気仙沼市魚市場3階第1・2会議室(宮城県気仙沼市魚市場前8-25) |
対象 | 子どもから大人までどなたでも |
費用 | 無料 |
主催 | 特定非営利活動法人 natural science |
共催 | 宮城県 |
後援 | 気仙沼市 気仙沼市教育委員会 |
協賛 | 気仙沼・本吉異業種交流会 リアス・アクティブ21 |
アクセス | 【総合受付】 ・総合受付は気仙沼中央公民館の3階です。 【駐車場】 ・気仙沼中央公民館駐車場や魚市場屋上駐車場(できるだけ駐車場の奥や端に駐車願います)が利用可能です。 【地図】 ・地図はこちらを御覧ください 【交通アクセス】 ■車をご利用の場合 東北自動車道「一関I.C.」下車→国道284号線を気仙沼市内方面へ約1時間10分。 三陸道「登米東和I.C.」下車→国道346・45号線を魚市場前方面へ約60分 ■公共交通機関をご利用の場合 JR一ノ関駅より大船渡線→気仙沼駅下車→タクシーで10分 仙台駅・一関駅からそれぞれ気仙沼直通バスも運行中 |
詳細 | 申込不要と申込制のプログラムがあります。詳細はこちらをご覧ください。 |
備考 |
・当日撮影させていただいた写真は、本イベント関連媒体にて使用させていただく場合がございます。 ・本イベントは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)科学技術コミュニケーション推進事業「ネットワーク形成地域型」の支援を受けて実施致します。 |