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サイエンス・デイ オブ ザ イヤー2021(第5回)の結果報告(文部科学大臣表彰等)

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 学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ(2007年~)では、自分が一番「よい」と思った出展プログラムに対して自分の賞をつくって表彰し合うユニークな表彰制度「サイエンス・デイAWARD」(2011年度~)に加え、科学を社会に伝える優れた方法論を可視化・共有化することを目的として、審査委員会による「サイエンス・デイ オブ ザ イヤー」の審査・表彰を2016年度から行っています。このうち「文部科学大臣賞」「宮城県知事賞」「仙台市長賞」の3つの賞については、事前に自己推薦書を提出いただいた上で、サイエンス・デイ前日の5分プレゼン、当日の出展内容、サイエンス・デイAWARD表彰式での1分プレゼンを、サイエンス・デイ オブ ザ イヤー審査委員会で審査いただきました。「JST理事長賞」については、JST様ご自身に審査を行っていただきました。また、「ベストプレゼンター賞」については、サイエンスデイAWARD受賞者の部と賞創設者の部で1件ずつ、サイエンス・デイAWARD表彰式の会場投票によって決定しました。厳正なる審査の結果、文部科学大臣賞(1件)、JST理事長賞(1件)、宮城県知事賞(1件)、仙台市長(1件)、ベストプレゼンター賞(サイエンス・デイAWARD受賞者1件、サイエンス・デイAWARD賞創設者1件)の受賞者が決定しました。

 サイエンス・デイ オブ ザ イヤー2021贈賞式は8月19日、オンラインにて開催しました。贈賞式では、主催者として特定非営利活動法人 natural science 理事の大草芳江より一言ご挨拶を申し上げた後、文部科学省から科学技術・学術審議官の阿蘇隆之様、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)から「科学と社会」推進部部長の荒川敦史様、仙台市から経済局長の村上薫様よりご祝辞を賜りました。続いて表彰式では、各賞創設者から各受賞者への表彰状の授与が行われ、受賞者が受賞の喜びを語りました。最後に審査員の先生方から、各賞についてご講評を賜りました。改めまして、受賞された皆様には心よりお祝いを申し上げます。また、大変お忙しい中、審査にあたってくださった審査員の先生方に、厚く御礼を申し上げます。さらにはご来賓の皆様から公務ご多忙のところご臨席を賜りました上に丁重なご祝辞を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。

 科学・技術が社会に深く浸透している今、科学・技術は私たちの社会に必要不可欠である一方、その関係性はどうあるべきかが、今回のコロナ禍においても改めて問われています。科学や技術の全てを理解することは、現実的には不可能ですが、先人たちが積み重ねてきた科学や技術の思考、方法論を理解することなしに、わたしたちは心豊かな社会を自ら創造することはできないでしょう。そのことは、きっと今後も変わらないと思います。これからも我々は、よい科学や技術の思考、方法論が、私たち一人ひとりの様々な活動において、次のよりよい科学や技術、そして社会を創造する原動力となることを目指し、これからもサイエンス・デイを継続・発展できるよう、より一層尽力して参りたいと存じます。


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受賞結果

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→ 文部科学大臣賞 受賞企画概要はこちらをご覧ください

【受賞メンバー】東北大学大学院理学研究科太陽惑星空間系領域

博士課程後期・2年
吉田奈央、解良拓海、小暮李成、斉藤幸碩、深見岳弘
博士課程前期・1年
磯野航、長内大河、風間暁、鈴木湧平、永田和也、古川研斗、光岡友梨、安田陸人
学部・4年
古林未来、近藤大泰、佐藤晋之祐、吉野富士香

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→ JST理事長賞 受賞企画概要はこちらをご覧ください

【受賞メンバー】仙台高等専門学校名取キャンパス専攻科本郷研究室

専攻科2年
佐藤航、バヤルバータル
専攻科1年
アリウンザヤ
本科4年
佐藤颯一郎
教授
本郷哲

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→ 宮城県知事賞 受賞企画概要はこちらをご覧ください

【受賞メンバー】仙台青陵中等教育学校 科学部

5年生
米澤英知(部長)、只野祐之介(副部長)、伊藤裕次郎、笠原舞依人、木村龍之介、金城佳采、加藤大智、川村拓大、真壁聖奈
4年生
音山侑誠、城下暁、阿部優斗、田中琢真、原島知也
3年生
津田慶音、菅原明莉
1年生
宍戸彩花、津田悠生、長澤颯汰

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→ 仙台市長賞 受賞企画概要はこちらをご覧ください

【受賞メンバー】宮城県多賀城高等学校 SS科学部

非公開

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サイエンス・デイ オブ ザ イヤー 2021 審査規定

(目的)

第1条 この表彰は『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』(以下、「サイエンス・デイ」という。)において、科学技術に関する理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に関わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とする。

(表彰の種別)

第2条 サイエンス・デイ オブ ザ イヤー 2019 には、次の5賞を設ける。
① 文部科学大臣賞
② JST理事長賞
③ 宮城県知事賞
④ 仙台市長賞
⑤ ベストプレゼンター賞

(審査の対象)

第3条 審査の対象となる者は、サイエンス・デイに出展した者のうち、卓越して優秀な成果を収めた個人あるいは団体(各賞につき各年1件ずつ)とする。ベストプレゼンター賞については出展者に加え、サイエンス・デイAWARDに賞を創設した個人あるいは団体についても、各年1件を対象とする。

(審査の基準)

第4条 第2条で設けた各賞の審査の基準は、次の通りである。
① 「文部科学大臣賞」の審査の基準は、次の各号によるものとする。
(1)科学技術に関する理解増進の目的・目標が顕著に達成されているものであること。
(2)科学技術を社会・一般に伝える内容と方法が画期的であること。
(3)他の分野や組織での応用・展開が十分期待できるものであること。
(4)次世代の科学技術の向上に資することが極めて期待できるものであること。
② 「JST理事長賞」の審査の基準は、次の各号によるものとする。
(1)社会とともにあること、社会のためにあること
(2)科学技術に関すること
(3)自発的であること
(4)多様な人とのつながりを大切にすること
(5)公開できること
③ 「宮城県知事賞」の審査の基準は、次の各号によるものとする。
(1)科学技術に関する理解増進の目的・目標が顕著に達成されているものであること。
(2)科学技術を社会・一般に伝える内容と方法が画期的であること。
(3)他の分野や組織での応用・展開が十分期待できるものであること。
(4)次世代の科学技術の向上に資することが極めて期待できるものであること。
(5)宮城県の地域特性が最も活かされている。
④ 「仙台市長賞」の審査の基準は、次の各号によるものとする。
(1)科学技術に関する理解増進の目的・目標が顕著に達成されているものであること。
(2)科学技術を社会・一般に伝える内容と方法が画期的であること。
(3)他の分野や組織での応用・展開が十分期待できるものであること。
(4)次世代の科学技術の向上に資することが極めて期待できるものであること。
(5)仙台市の地域特性が最も活かされている。
⑤ 「ベストプレゼンター賞」の審査の基準は、次の号によるものとする。
(1)知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造に資する

(審査の方法)

第5条 「文部科学大臣賞」の審査は、「サイエンス・デイ オブ ザ イヤー」 審査委員会(以下、「審査委員会」という。)を設け、審査員がサイエンス・デイ出展者から事前に提出された資料、サイエンス・デイの出展並びにサイエンス・デイAWARD表彰式でのプレゼンテーションを精査し、第4条に規定する審査の基準に基づき、第7条による議決により行う。
2 「JST理事長賞」の審査は、JSTが第4条に規定する審査の基準に基づき行う。
3 「宮城県知事賞」の審査は、審査員がサイエンス・デイの出展並びにサイエンス・デイAWARD表彰式でのプレゼンテーション内容を精査し、第4条に規定する審査の基準に基づき、第7条による議決により行う。
4 「仙台市長賞」の審査は、審査員がサイエンス・デイの出展並びにサイエンス・デイAWARD表彰式でのプレゼンテーション内容を精査し、第4条に規定する審査の基準に基づき、第7条による議決により行う。
5 「ベストプレゼンター賞」の審査は、サイエンス・デイAWARD表彰式におけるサイエンス・デイAWARD受賞者によるプレゼンテーション並びにサイエンス・デイAWARD賞創設者による表彰コメントをもとに、第4条に規定する審査の基準に基づき、サイエンス・デイAWARD表彰式当日に参加したサイエンス・デイAWARD賞創設者及び受賞者が会場投票を行うことによって決定する。

(審査委員会)

第6条 審査委員会は各分野の専門家からなる審査員5名程度で構成するものとする。なお、審査委員会の公正性を担保するため、本事業の業務を執行する理事1名が審査委員会に立ち会うものとする。

(審査の議決)

第7条 第4条の第1号ならびに第3号の議決は、審査委員の全会一致による賛成を原則とする。

(表彰)

第8条 表彰はサイエンス・デイ オブ ザ イヤー贈賞式にて行うものとする。受賞者には表彰状を授与する。

(授賞結果の公表)

第9条 受賞者、授賞内容を表彰時及びサイエンス・デイ等のホームページにて公表するものとする。

審査員名簿(敬称略、五十音順)

役職名 氏 名 現職名
委員 内田 龍男 東北大学名誉教授、仙台高等専門学校名誉教授、インテリジェント・コスモス研究機構代表取締役社長
委員 江刺 正喜 東北大学マイクロシステム融合研究開発センター教授
委員 川添 良幸 東北大学未来科学技術共同研究センターシニアリサーチ・フェロー、特定非営利活動法人科学協力学際センター代表理事
委員 花輪 公雄 東北大学名誉教授

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